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お笑いをやった事なかった僕が、2年目で、M-1グランプリ2回戦に進出した方法


僕は俳優の傍ら2年間だけお笑いコンビを組んでいた事がある。

どうしてお笑いをやっていたかと言うと、当時所属していた芸能事務所で「お前みたいな役者は5万といるから、お笑いでもやって名前を売れ」と言われた事がキッカケで、二足のわらじを履く事となりました。お笑いも役者もそんな生半可に出来る事ではないと、重々承知していたのですが、当時はレッドカーペットやエンタの神さまが流行っていて、空前のお笑いブームが来ておりました。めちゃくちゃな事を言うなぁと思いつつも、この言葉の主に大きな信頼を寄せていたので、何かあるかもしれないと、一大決心の元、挑戦してみる事にしました。

お笑いのノウハウの全くない僕が取り組んだ事は

芸人さんのネタを録画して、ネタの台詞を全て文字起こしするという作業でした。

「はい、どうも〜!」と芸人さんがステージに出てきたら、一時停止。「はい、どうも〜!」とノートに書き込みます。「いや〜、頑張っていかなあかんなぁ言うてますけども。」と言ったら、一時停止。オチまでの全ての言葉を書き込んでいきます。サンドウィッチマンさんなら、サンドウィッチマンさんでネットやテレビ、レンタルDVDにあるネタを全てノートに書き出します。すると、その芸人さんごとに、いくつかのルールというか傾向がある事が分かってきます、、、


こちらの文章はM-1の2回戦に進出した時の僕のエピソードを交えたハウツウ文章です。2年間のM-1挑戦で掴んだノウハウをここに記しました。今年のM-1で2回戦を目指す方はもちろん、単純にエピソードを読みたい方、山岡へのプレゼントとして購入したろう!なんて太っ腹な方など、ご購入お待ちしております。初のnote販売。売り上げはエピソード本作製の製作費に当てさせて頂きます。応援よろしくお願い致します。

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