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環境問題解決のためにと思って始めたことが、面白いことになった。日々の生活が、取り組みになる


人生後半に入ってやや過ぎました。
そうなると先より後が気になってきます。
自分が死んだ後、次の世代に何を残せるのか、何を渡せるのか
いろいろ考えました。

そして「良い環境を渡す」という結論に至りました。

もし、環境が破壊されていたら・・

土地があっても住めないし、作物もできない。
作物ができなければ、お金があっても交換できない
高価な物があっても、そんな状況では役に立たない。

というわけです。

でも署名やデモ等の運動は、気力・体力がいるし・・・
しかも終わった後疲れるので、ついスーパーでお惣菜買ったり、コンビニで気晴らし的ないらないものを買ったりしてしまう。。。
これでは本末転倒じゃないか・・

それなら普段生活してるだけで、環境にプラスになるようなことができないかだろうか。と虫の良いことを私なりに考えてみました。

まずは家からなるべくプラスチック容器を無くして行く。
部屋の容器やインテリアを、自然の草花を使ったかごや、リースなどに変える。これなら部屋も美しくなるし、環境にも良いではないか・・・

でも自然素材のものってお高いんですよね。。。
なら自作すれば。
でも材料費もバカにならないし。。。

そんなことを考えながら、ふと庭を見ると、クズやヘクソカズラのつるが繁茂していました。
これで何か作れないかな。

そう思っていた矢先、山の上での「かご編みワークショップ」のチラシを出見つけました。そこには

「ゴッズアイのかご編みークズの蔓などを使って1日かけて編みます。」

という一文があるではないですか。
神様わたしの声が聞こえたのかしら・・

初めは受講料がかかるかもしれないけど、覚えてしまえば作りたい放題だし
初夏になるとめまいがするような雑草群も、材料費0円でおしゃれなかごができると思えば、かわいく思えてくる。
これは申し込まない理由がない!

というわけで早速申し込みました。
それが「かご編み」との出会いでした。
このワークショップは、東京の山の上で、山を愛する人たちがいろんなワークショップや活動をしている一環の一つです。

それから2年。環境問題に取り組みたいと思って始めた「かご編み」ですが、楽しくて気づけば心の中は、「かご編み」一色。野山に入っての材採りや、編む前の下処理もこんなに面白いとは思いませんでした。

と同時に、山に入れば自ずと自然に触れます。野山とそこに住む動物たちは、環境について多くのことを教えてくれます。またそこにやってくる人達は、私以上に自然を愛し、環境を大切にしています。かご編み以外にも多くの学びや、気づきがあります。

noteでは、そんな「かご編み」出会いから得た、「お金のかからないおしゃれなかごの編み方」・「来年も採れる材の採り方」・「山が教えてくれる有益なこと」などをメインに書いていきたいと思います。


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