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針の出し入れが超簡単!フェルトと磁石で「とじ針入れ」🌿  作り方付き

かご作りでは、縁をかがるときや樹皮の閉じ合わせなどで、太めのとじ針を使います。堅い樹皮に使いますので、それなりの強度と、太いとじ紐が通る大きめの針の穴が必要です(¯ー☆

そんな条件を乗り越えて、セリアの毛糸とじ針が私のところにやってきました。

ところがこのとじ針、使い勝手は大変良いのですが、収納が上手くいきません。なぜなら、先端があまりとがっておらず、針山に刺さらないからなんですね。結局もともと商品が入っていたプラスチックの袋に戻すのですが、使っているうち破けてしまいました(´·ω·`)

そこで今回作ったのが、これ!

針山(板)にくっつく針

針がくっついてますよね。中に磁石が入っているんです!

材料 

針板用フェルト       11×10cm  
針板を入れる袋用フェルト  15×10.5cm
フタ用フェルト       5×7.5cm
スナップボタン       1組

作ってみる

作りはいたって簡単♪ フェルトを針の長さに合わせて2枚切り、磁石を入れてはぎ合わせるだけです。磁石が入って真ん中が少し膨らんでいますね。

裏面 ~ 中に磁石が入ってます~

2枚のうち、1枚は少し長めにして折り返し、針の先端が中に収まるようにしました。

針の先端を入れる折り返し(針はセリア以外の以前使っていた畳針なども入ってます)

ただ、これだけだと心もとないので、この板状の針山を入れておく袋を作りました。フェルト1枚を2つ折りして、2辺をはぎ合わせます。長方形型になった2つおりの短い2辺の1辺を閉じ合わせて底にし、もう1辺は適度な大きさに切ったフェルトを縫いつけ、フタにします。

フタの取り付け部分 袋の裏から見たところ

最後にフタ留めにスナップボタンをつけて。

スナップボタンをつけたところ

完成です!

出来上がり

磁石は、息子が工作で使った磁石を貰ったので、かなり強力です(ネオジム磁石というらしいです)。この磁石、1度くっつくと間に板を入れて引き剥がさないと離れません。以前無理をして剥がそうとしたら、指が挟まって血が出たことがありました😭

ここまで強力な磁石を使う必要はないと思いますが、ある程度磁力があった方が、針が落ちなくて安心だと思います♪

かごの縁をかがっている時、針をちょっとここに置いておくと無くならないので、便利です。たとえ針が散らばってどこに行ったか分からなくなったとしても、この板状の部分を持ってサーっと人撫でするだけで、自分から吸い付いてきてくれるので、楽ちんです。

とじ針について

これまで畳針とか、カーペット針とかいろいろ試してみましたが、このセリアの毛糸とじ針が一番使い易かったです。しかも110円・・・
私は主に「極太」と「極太ー並太」を使用しています。

セリアの毛糸とじ針

最後に

このとじ針入れは、キャシー中島さんが、YouTubeで紹介していた磁石の針山を参考に作りました。

今回余っていたフェルトのハギレで作ったので、いろいろ制約がありこういうデザインになりましたが、十分材料がある人は、フタと本体を一体にしてカットしすれば、もっと簡単に作れると思います。色味も工夫すると、さらに良いものができるのではないでしょうか。


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