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材料費0円で、おしゃれなかごを編む7「落ちてる柳の枝でカゴ編み」
今回は、去年から今年の冬にかけて拾い集めておいた”柳の落枝”を使って、とうとうカゴを編みました。かごの編み方は、以前ご紹介した『材料費0円で、おしゃれなかごを編む6「葛(くず)でカゴ編み」④ゴッズアイ』と同じです。柳の落枝については、『材料費0円で、おしゃれなかごを編む2「柳の落枝でカゴ編み」② 材料採取』をご覧ください。
カゴを編む過程
同じ編み方でも、素材が変わるとかなり趣が違います。柳の枝は細くて、よくしなるので、つるのようにかごの素材として使えますし、出来上がったかごは、繊細な雰囲気になります。しかし、やはり木の枝なので、そのまま使うとすぐに折れてしまいます。そこで枝を1週間〜2週間ぐらい水に浸けて、柔らかくしてから編みます。
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学んだこととしては、途中水を3日に1回ぐらい、取り換えながら浸けておいたのですが、2週間以上浸けると、皮が剥がれてやすくなってしまいました。本当は、20日以上浸けると柔らかくなってつくりやすいので、水を頻繁(毎日ぐらい)に、取り替えるとゴッズアイも柳の落枝で作れるかもしれません。
ただ、春〜夏の時期は、浸けている水をそのままにしておくと枝が腐ってしまうので、2〜3日に1回は水を取り換えます。
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上の画像のように、かごの十字フレームも今回は落枝で作りました。長めのものをぐるぐるっと2〜3周して、茗荷の葉で留めます。輪が歪んでいれば、上手く整うように麻紐等で縛ってクセづけします。(上の写真・右のフレーム)
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次に、2つのフレームを十字にして、ゴッズアイで留めます。今回はせっかくなので、ゴッズアイの素材も柳の枝で作ってみようと試みたのですが、残念ながら途中でポキポキ折れてしまい、断念しました・・・。 なので、たまたま家にあったアオツヅラフジとアケビのつるを最初だけ使い、途中から柳で作りました。
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縦芯(落枝を編み込むための骨組み)を用意し、クセづけします。上の画像のように縦芯は、落枝の比較的太い部分を切って使いました。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52462452/picture_pc_3c6a52c805ca9a2ced54b2402fca8f5f.jpg?width=1200)
柳の落枝はクズつると違って硬いので、紐をかけて少し置いておき、クセづけします。クセが十分についたら、縦芯を十字フレームに差し込んで、フレームは完成です。
フレームができたら、水につけて柔らかくしておいた柳の落枝を、縦芯の隙間に編み込んで行きます。編むときも常に乾かないように、霧吹きをかけながら編んでいきますが、それでも柳は折れやすいので注意が必要です。ですが、たとえ折れたとしても、自然素材は、結構さまになります。
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編んでいく途中で、仮止めに使った茗荷の葉は、外して編み進んでいきます。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52462918/picture_pc_ef73e6aa13c29187779530db6c04d4e3.jpg?width=1200)
編み終わったら最後に、突き出でいる余分な枝をカットして出来上がりです。
完成
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52816981/picture_pc_3f9ca779a0808a2da7126023b7330997.jpg?width=1200)
最後に
当初は全部柳の落枝だけで作るつもりで取り掛かりました。そうすれば柳の落枝しか素材がなくてもかごが作れますからね。でも前記しましたが、つるを使ってしまいました。アケビやアオツヅラも良く見ると公園の生垣などに、からまっていることがあり、生垣の中を覗くと、少し手に入るかもしれません。
今思えば柳の落枝も細いものを選んで、枝の細い方からゴッズアイを編んでいけば、出来たかもしれません。今年は、もう落枝がほとんど残っていないので、来年もう一度チャレンジしてみます。ヘクソカズラのつるは、とても手に入りやすいので、ゴッズアイに試してみたいと思います。上手くいけば、アケビやアオツヅラが無くても、それで代用出来ますね♪
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