(22) カーボベルデ代表🏀 (追記:味方のドライブを見殺しにするな! DFでもOFでも、ボールウォッチャーになってしまう回数を減らそう。)+(シューターを見殺しにするな! リバウンドに行ける選手はリバウンドで助けてあげよう。)+決めた位置でまた打ちたいシューター心理

ガード陣勝負ならスピードで分があると思うが、ドライブで抜いた後、
ビッグマン(221 cm or 211 cm)のブロックにどう対抗するかが問題。
(トランジションや、オフボールの動きで、ビッグマンが外にいる
 タイミングで、スピードドライブレイアップが理想的に思える。
 ビッグマンが中で待ち構えているときは、シュートフェイクで飛ばして
 周りが合わせのカッティングをしたい。)

Repúblika di Kabu Verdi(カーボベルデ・クレオール語)
República de Cabo Verde
(ポルトガル語)
                 Cape  Green  (「緑の岬」)

カーボベルデ共和国は、アフリカ大陸の西にある島国
(人口は55.6万人くらいらしい)

https://ja.wikipedia.org/wiki/カーボベルデ

日本語を使った歌もあるカーボベルデ
Revisiting Saiko Dayo, the Japanese Fishermen's Song of Cabo Verde


ドンチッチ擁するスロベニアに対し、
3ピリ9分弱で 45-45 で戦っていた カーボベルデ(最終スコアは 77-92)


ロスター(背の高い順)  
※ 1次リーグでのスターター(22,21,13,6,  9 or 0) Geo+Ven+Slo戦
  22番:221 cm         (出場時間:約 26分+ 30分+ 28分)多
  16番: 211 cm         (出場時間:約 14分+ 10分+ 12分)  
  21番:203 cm  シューター?  (出場時間:約 17分+ 26分+ 26分)多
  10番:203 cm          (出場時間:約 20分+ 14分+ 19分)多
   6番: 197 cm  シューター?  (出場時間:約 24分+30分+27分)多
  15番:196 cm         (did not play) 
  13番:195 cm          (出場時間:約 20分+30分+22分)多
    8番:195 cm            (出場時間:約 8分+  8分+ 12分)  
    9番:192 cm          (出場時間:約 14分+13分+10分)
    0番:190 cm
          (出場時間:約 24分+22分+17分)多
    7番:189 cm           (出場時間:約 11分 +  6分+ 9分)
    5番:185 cm         (出場時間:約 20分+9分+ 18分)多

https://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2023/team/Cape-Verde#tab=roster

ロスター(背番号順)

https://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2023/team/Cape-Verde#|tab=games_and_results

各試合のボックススコア


カーボベルデvsジョージア

https://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2023/game/2608/Cape-Verde-Georgia#|tab=boxscore

カーボヴェルデvsベネズエラ

https://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2023/game/2808/Venezuela-Cape-Verde#|tab=boxscore

https://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2023/game/3008/Slovenia-Cape-Verde#|tab=boxscore






試合のハイライト(適宜更新予定)



6番と22番(ピックアンドロール)

ピック&ロールで22番にボールを入れる
ダブルチームに行くジョージア。
22番が、ゴリゴリのパワーセンターじゃなさそうでよかった。
10番がカッティングでゴール下へ(フリーでダンク)
日本もボールウォッチャーにならないように気をつけたい。



5番と16番(ピックアンドロール)

右にピック
リピック
16にパス
ダンク

5番と16番(ピックアンドロール)

直線的なスネイクドリブル?






6番(ペネトレイト)

ピックと逆方向へドライブ
右方向に切り返す。
スネイクドリブルもそうだが、スクリーナーの進路をハンドラーが邪魔してしまうので、
セカンドチャンスが減りそうに見える。)
22番の押し込みダイブとリバウンドに要注意




余談;スネイクドリブルで、
スクリーナーのダイブとリバウンド(セカンドチャンス)を潰してしまうケース。
(味方を生かすはずのポイントガードが、味方の邪魔するのは良くない。)


追記;スクリーナーにダイブさせず、
   ポップアウトでスリーを打たせる攻撃なら問題なし。
  (周りがリバウンドがんばる必要はあるが)

河村選手のスネイクドリブル。
ホーキンソン選手はダイブせず、ポップアウト(スリーを決める)。

追記:スネイクドリブルで、スクリーナーをポップアウトさせた後、
   ゴールへカッティングさせる攻撃

ピックアンドロール
河村選手がスネイクして、ホーキンソン選手は外で待機
馬場選手がカッティングの動きを見せ、ヘルプに出れないカーボベルデDF。
その隙をついて、河村選手は、ゴールへ向かって左ドライブ
ゴール下をスルーし、
ホーキンソン選手がカッティング







6番(ウイングのバックカットにやられる)

22番(ダンクをブロック)

日本代表も
オフボールスクリーンやカッティングが次戦では重要になりそう。
(ガード陣&ホーキンソンのピックアンドロールへの警戒がきつい場合は特に。)

カーボベルデも闘争心や身体能力高い選手が多いと思うので
パスフェイクやシュートフェイクでうまく相手をスカしたい。

ファールを取ってもらいにくいときは、
相手に身体をあえて寄せたり、バンプしたりするムーブを
シュート前に取り入れたい。






22番 裏取り

相手を押し出して、
裏を取る。
この状態でボール持たれたら、即座にダブル仕掛けるくらいしか止め方なさそうだろうか。



16番 飛び込みリバウンドティップ

ジョージアDFがボールウォッチャーになっている

16番 ポストプレー(シュートフェイク、ステップイン)

1on1
右にドリブル
バックターン
シュートフェイク
ステップイン


8番(ドンチッチをあっさり抜く)

パスカットも狙ったか? ドンチッチの重心が前にかかる
右に抜いて
左へ切り返し、フィンガーロールを決める



13番ガード(パス判断がまずかった場面、パス自体もちょっと弱い)

このあとのドンチッチのノールックパスを、馬場選手も参考にしてた?

21番&22番(ハンドオフからスリー)

スリーのフェイクを一度入れて、22へパス
マークマンが、ボールウォッチャーになった瞬間を狙って
ハンドオフでリターンパスもらい、スリー。

パス&ランが有効になるのは、
DFがパスの行方を目で追った時(ボールウォッチャーになった時)です。





6番&22番(6がドリブルで注意をひきつけて、22のゴール下ヘふわっとパス)

22へのパスは上を通すパスが多そうか?
背が高いとバウンドパスは拾いづらそうな気もする。



22番(ポストプレーで、ドリブルをスティールされる)

アンゴラのDundao選手並みに、早く動ければ、スティールできる。



0番(ボール運びから、ハンドオフフェイクにやられた場面)

白のアンゴラ:ハンドオフと見せかけて
スピードでひきはがす

8番(アンゴラ5番のスピードについていけてない場面)

日本のガード陣も抜けると思うが、
22のブロックにどう対処するかが勝負の分かれ目
強烈なブロックをお見舞いする22番
アンゴラのDundao選手vsカーボベルデ22番
ハエ叩き。
シュートフェイクして、合わせのパスだったら点取れてただろうか?





ドンチッチのミドルショット
(馬場選手にもこうゆうミドルショットがほしい)

ドライブしたが、ビッグマンがヘルプにいる場合、
切り込まずにいったん止まって、
ミドルシュート(タフショットではあるが、
ゴール下のレイアップだとブロックされている可能性が高い。
ブロックされるくらいならタフミドルの方が良い
もっと良いのは、このドライブに合わせのカッティングがあること。
ファールがもらえるかは審判次第なので、笛が甘いときは無理せずミドルショットでいいと思う。)







追記:ベネズエラ戦1ピリ1:18で、富永選手がドライブしたとき、誰もカッティングできていません。合わせのカッティングをする人がいなければ、パスコースも生まれないので、無理なシュートを打つほかなくなります(これを見殺しと言います。)

しっかりゴールへカッティングしていれば、たとえパスが来なくとも、すぐにリバウンドポジションを確保できるというメリットもあります。

カーボベルデ戦では、誰かがドライブした時、
味方を見殺しにしてしまう(DFだけでなく、OFでボールウォッチャーになってしまう)回数を、できるだけ減らしましょう

(体力的にしんどいことはしんどいですが、
 出場時間の短い人はがんばってほしい。

 コーナーで待機してる選手も、ハンドラーが体勢を崩して、
 強いキックアウトパスがもうできないと判断したら、
 ゴールへカッティング
して味方を助けてあげてほしい。
 (合わせとリバウンドを狙ってほしい。)

追記:シュートとはゴールへのパスですが、
   OFリバウンドとはゴールを中継した味方からのパスキャッチと言えます。
   味方からのパスを取りにいかないのは見殺しとも言えます。

   「自分が外すとまずい」と、シューターに思わせると
   シューターは硬くなってしまいます。
   外してもリバウンドを味方が取りに行ってくれると思えれば、
   思い切り良くシューターも打てるようになります。
   
   OFリバウンドに行く
   ゴールを中継した味方からのパスを取りに行く、ことです。
   シューターのパスを見殺しにする回数を、なるべく減らしましょう。

ホーキンソン選手が壁となって、富永選手がスリーを打つシーン
(ホーキンソン選手を壁に使うのは良くないと以前書きましたが、
ホーキンソン選手が元気で、リバウンドに行けるので、あればむしろ良い攻撃と言えます。)
富永選手が打つ前にワンドリ(フェイク)を入れたので、
その間にゴール下ヘダイブする余裕のできたホーキンソン選手。
アウトサイドプレーヤーのサリン選手9は
ホーキンソン選手のリバウンド争いの動き(ロールターン)に全く対応できていない。
https://tver.jp/episodes/epnbjuqj55
シューターがシュートを打ち、
リバウンドの準備も万全という理想的な攻撃。

富永選手がワンドリとフェイクモーションを入れたことで、
壁役の選手がゴール下ヘダイブする時間がかせげているのがこのプレーの成功の要因。

壁役のホーキンソン選手がバテてる時は無理なので、
この役(壁+ダイブ+リバウンド)を、
渡邊選手や、川真田選手、吉井選手、井上選手ができると理想的。


追記:フィンランド戦の 2ピリ 5:42 で
   右コーナーに構える富永選手に対し、
   馬場選手が左コーナーへ切れろと
   指示を出してるシーンがありました。

   馬場選手の意図としては、左コーナーへ行ってスクリーンをもらって
   左コーナーでフリーになれ、という意図だったように見えますが、
   なぜ富永選手が右コーナーで構えようとしていたのかというと、
   その直前(2ピリ6:05)に、右コーナーでスリーを決めていたので、
   さっきと同じ位置で打ちたいというシューター心理がそうさせたのかも
   しれません。(2ピリ5:42で、左コーナーへ切れずに
   右コーナーへ引き返した動きがそうです。)

   富永選手が、シューター心理ではなく、右コーナーに引き返した方が
   アウトナンバーをつくれると判断して、右コーナーに行ったということ
   ならば、すばらしい判断だったと言えます。

   もしそうでなかったならば、右コーナーで打ちたいときは
   そこ以外の場所で最初構えるという工夫が必要だったといえます。

   馬場選手としては、シューター心理を瞬時に汲みとって
   自分がカッティングしたり、
   富永選手に指示を出してやる必要があったと言えます。  

トランジション:左コーナーへ行くのをやめて、右コーナーへ引き返した富永選手。
右サイドで3対2の状況(ここで河村選手が、すぐに馬場選手へパスして
スリーを打たせる判断もありだったと思います。

馬場選手にDFが寄れば富永選手が右コーナーでフリーですし、
馬場選手がドリブルでローポストにアタックしながら壁を作って
富永スリーを打たせるプレーもできたかもしれません。)
右コーナーで打ちたい富永選手と、
ここは左コーナーへ行ってスクリーンをもらえと指示を出す馬場選手の食い違い?

馬場選手が富永選手の気持ちを瞬時に汲めていたら、
ハイポストへ自分があがって、河村選手が右ドライブしてヘルプが寄れば、
また右コーナーで富永スリーが打てたかもしれません。

(安直に右コーナーで待機しても、DFを剥がせないので、
富永選手も工夫と事前のコミュニケーションが必要と言えます。)
ここは河村選手、ミドルシュートではなく、富永選手にパス出す選択の方が良かったと思う。




追記:富永選手のファインプレー(ドリブル&スクリーン)

右にドライブする富永選手
相手を押し込み、ターンして壁を作る(富樫スリー決まる)





https://www.youtube.com/watch?v=7mh2KJpkDfQ 

https://www.youtube.com/watch?v=s5cEWgOGP-E

https://www.youtube.com/watch?v=_3pNL1_9VOU

https://www.youtube.com/watch?v=Akg89bJ6rQY








追記:ファールのはずなのに、なぜ吹かれないのか?の 1番の原因は
   審判の立ち位置が悪い
  (死角ができて、プレーがよく見えなかったので吹けない)
かもしれません。
  (3人制では、審判の運動量が低くなります。視野を確保するために、
   適切な位置を細かく調整しようと、素早く動けている審判は少ない印象。
   ぼさっと歩いていたり、首だけボールへ向けている審判も多い?)
   
   中央へのドライブであったり、
   ウイングに大きな選手がいるときなどは、死角が発生しやすいので、
   (たしか)ラリーバードのように
   敵と味方だけでなく、審判の位置まで把握できれば、
   ファールの予測(いまだったらファールもらいやすいとか、
   いまだったら相手にファールされてもコールされにくそうだから危ない等の
   判断)も可能になる
と思います。

(本来、審判の位置まで気にする必要はありませんが、ファールコールに疑問が
 ある選手は、審判の居た位置がどこだったのかを考えるといいと思います。
 審判に抗議しつつ?、審判がどの位置にいたのかを確認しましょう。)

年配の審判など、あまり軽快に動けそうにない(運動量が低そうな)人が
審判の時は、死角が発生して、変な笛が増えるかもしれません。
当日の審判がすでに誰なのかわかっていたら、
どの程度動ける審判なのかも、少し確認しておいていいかもしれません。

(2人制の審判は、すぐに動けるように構えておく必要があるのですが、
 3人制だと、すこしサボれてしまうので、審判の動きが鈍くなりがちです。
 また、2人より3人の方が、笛の基準をそろえるのが難しくなります。
 個人的にはトライアングルを作ることを重視するよりも、
 エンドラインに副審を2人置いて、主審1人が中央を動く(2人制の
 ハーフコートバージョン)の方が良いような気がします。)

 バスケは審判もしんどい。
























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