(40) シュートタッチが悪いとは? (下半身の力不足と理解してみる : 内股パワー) 🏀

シュートタッチが良い時と悪い時の違いは何なのか?
についてちょっと考えてみます。

個人的な経験では

シュートタッチが良い日は、ボールが軽く感じられます
(そんなに力を入れずともボールが楽に飛んでいく感じです)。

シュートの調子が悪い日は、ボールが重たく感じられます
(力が入ってるのにボールがあまり飛んでくれない感じです)。

ボールを軽く飛ばせるのは、
ジャンプ(下半身の曲げ伸ばし)によって、
上向きの加速力を、上手くボールに伝えられているからだと思われます。

ということから考えると、

「シュートタッチ」の問題は
「腕」や「手先」の問題ではなく、
「ジャンプの仕方(下半身の使い方)」にあるのではないかと思われます。

(シュートタッチという言葉がくせもののような気がします。
 おそらく大事なのは、腕ではなく足の方。
 足の力をうまくつかえるからこそ、腕に余力が残せる。)

ボールを飛ばすために
腕の力が大きく使われてしまうと、
細かな調整をする余力がなくなるような気がします。

繊細な作業をするときに、大きな力はむしろ邪魔とも言えます。
(腕に大きな力を込めたままジェンガをするのは難しい🧱)



以前の記事でも書きましたが、
バレーボールの選手は、高くジャンプするさい、
足がちょっと内股になっています。

ブルックス選手(W杯3位決定戦の前半で、スリー5/5と絶好調)

パスキャッチした後、
内股でジャンプの準備をするブルックス選手




シュートタッチが悪い時(腕に余力がない?時)というのは、
足の力による、上向きの加速力を
上手く使えていない可能性が考えられるので、

特に、ボールが重たく感じられる時は、
普段より足をちょっと内股にして、ジャンプしてみるのもいいかもしれません。
(ただし、それで上手くいくかどうかは保障できません😓)

(なお内股ジャンプは高く跳ぶ方法のひとつと言えますが、
 高く跳ぶほど着地の衝撃も大きく、足や靭帯にかかる負担も大きくなるので、
 短期間に連続でやりすぎることは控えた方が良いです。)




追記:速球投手の股関節の使い方(内股、女の子座り)

佐々木投手も内股の形で投げているそうです。
(実演しているのは斉藤和巳投手)






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