心の病を治癒する登山紀行1
あなたはスマホを持っていますか?
今の時代、よほどの変わり者でなければスマホは誰の手にも存在し、そしてそれは様々なサービスを、持つものに提供してくれます。
もちろん、スマホをトコトン使いこなしているという人もいれば、ガラケー同様の使い方しか知らないという人もいるでしょう。使い方は人それぞれ、それでいい。
私もある程度は使いこなしているつもりではありますが、それでも自分のスマホの新たな機能やサービスを発見するたびに、「本当に便利な世の中になったよなぁ」と技術の進歩の凄まじさを再認識します。
そう!今の時代はあまりにも便利になりすぎた、と思うことが時々あるのです。
果たして日本に住む誰もが・・・約1億2千万人もの誰もがこの便利さを望んでいるのか?
それはあり得ないし、きっと古き良き時代が懐かしい・・・という人もいるに違いありません・・・
ところで近年、ネットニュースや新聞情報によると、心療内科にかかる患者が急増しているそうです。もちろんコロナで精神的ダメージを負ったという人もいるでしょうが、この傾向はコロナ以前、数年前から見られる顕著な傾向だそうです。
このことは一体何を意味しているのか?
私は経済評論家でも精神科医でもないのでわかりませんし、ここで技術進歩と精神疾患の関係性を論ずるつもりもありません。
ただ・・・私が直観として思うのは、人は時として原点に帰る必要があるのではないか?ということです。
人の手が及ばない場所へ赴き、人が決して作り出せないもの、生物、その場の雰囲気に身を委ね、自然とともに過ごすひとときが私たちには必要なのではないか。
どれだけ技術が進歩しようとも原点に帰れば、人も霊長類に属する動物の一種、人は誰でも無意識の領域で自然とのふれあいを強く求めているのではないか、と思うのです。
実は今回、そんな都会での生活を大いに満喫し、そして何より自然とのふれあいを求める方々を登山にお連れいたしました。
場所は滋賀県の比良山系、コースは権現山から蓬莱山、打見山へと通じる縦走ルートです。
次回、その登山紀行をご紹介いたしますが、「何時に登り始め、何時に登頂・・・」などといったどこにでもあるような紀行文を書くつもりはありません。
私目線の私独自の表現で、紀行文を書き記そうと思います。
では、また。
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