ワクワクしないバイトはただの労働
「好きで好きで仕方がない、何時間居ても決して飽きることがないショップでもし自分が仕事をすることになったらどうなるか?」
もしかしたら、これを読んでいるあなたはそんな経験があるのかもしれません。
大好きだった雑貨店でバイトをすることになった。
雰囲気が大好きな喫茶店で働くことになった。
行きつけのバーでバーテンをすることになった。
決してありえないことではありませんし、誰もが憧れるシチュエーションでしょう。
私も学生時代、そんな喫茶店がありました。当時住んでいた実家の近所にこじんまりとした喫茶店があって、そこでアイスコーヒーを飲みながら本を読むのが私の大事な日課でした。
そこのマスターとも仲が良く、好きな女の子にフラれるたびにマスターに話を聞いてもらっていました。
その喫茶店のことならば誰よりも詳しい!という自信もありました。
ただ、その喫茶店でバイトの募集はしていませんでした。
仮に私がこの喫茶店でバイトをしていたら・・・マスターの片腕か、もしかしたらお店の経営をやらせてもらえていたかもしれません。まあ、それは極端な話ですが、それくらいの自信があったということです。
「好きで好きで仕方がない、何時間居ても決して飽きることがないショップでもし自分が仕事をすることになったらどうなるか?」
今日私はそれに挑戦します。
お客として何度も何度も足を運び、時には3時間くらいブラブラと商品を見て回って手にとってニヤリ笑
そんな大好きな店でバイトをするのです。私の仕事は販売スタッフ、お客様に商品を説明、オススメするのが主な仕事。
まずは数ある商品をある程度頭に叩き込むことが課せられるはず。
何の不安もありません。お客としてなんども訪れたお店の商品など、自分の私物のようによく知っています。説明も容易にできます。
バイト初日というのは得てして緊張するものですが、今の私は怖いくらいに冷静です。1ミリも緊張していません。ただただワクワクしています。
さて、そろそろ時間だ。いってきます。
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