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広告でお客さんを集めてみよう♫ストーリー

あなたは今夢中になっているドラマや映画、アニメはありますか?

テレビをつければ毎日何かしらのドラマが放送されており、また映画館に行けば約2時間ガッツリと作品の世界に没頭することができます。

アクション映画を観終わった後は身体がどうしようもなく疼いたり、感動名作を見た後は涙で目を大きく腫らすこともあります。

スッキリ感や爽快感を味わうことができるのはどの映画を観た後も共通する点でしょうか。

漫画やアニメでは、「ワンピース」や「鬼滅の刃」が大人気です。「鬼滅の刃」に至ってはどの書店でもコミックが売り切れ状態だそうで、ものすごい人気です。

さて、いつの世も多くの人から支持を得る映画やドラマ、漫画が存在しますが、人気の要因は一体何なのか?

もちろん要因はたくさんあると思います。絵の上手さや登場人物の魅力、共感、映画で言えばキャストの魅力や映像の迫力などがその大きな要因でしょう。

しかし、私が考える最も大きな要因は「ストーリー」です。

どんなジャンルにおいても人気を博す作品はどれも「ストーリー」の構成が優れており、人を引き込むこと、夢中にさせることに成功しています。

私自身、「ワンピース」という漫画作品が大好きで、毎週「週刊少年ジャンプ」の発売を心待ちにしています 笑

つまり・・・「優れたストーリーは人を引き込むことができる」のです。

当然これは広告にも生かすことができます。

TVCMでもストーリー性を持たせた作品が話題になることがありますし、過去の名作が2次創作されたCMも存在します。

原作の数十年後を描いた「ドラえもん」や「サザエさん」がそうですよね。

また、全く人気のなかった手打ちそばの店が自身の店の創業から現在までのストーリーを広告に掲載しただけで、行列の絶えない人気店になったという稀有な例もあります。

どんなジャンルにしろストーリーに夢中にならない人は皆無、と言い切ってもいいと思います。

もしあなたの商品の広告に優れたストーリーを効果的に掲載すれば・・・そこがあなたのビジネスにとって大きな転換期になるはずです。

広告において、優れたストーリーは非常に効果的な武器となり、あなたの商品の付加価値となり、読む人の興味や関心を引きつけることができます。その結果、購入の可能性も高まるはずです。

ただ、ストーリーとは言っても400字詰めの原稿用紙に書くような作文を書いてそれを広告に掲載するわけではありません。

読む人の興味や関心を引くストーリーは全く何もない状態から創作する必要はなく、多くの実験やテストを経て構築されたおきまりのパターンがあるのです。

それを「神話の法則」と言います。「ライダーズジャーニー」「ヒーローズジャーニー」などと言われることもあります。

「神話の法則」は、世界中で発表されるありとあらゆる媒体のストーリーの原形であり、ストーリーを創作するクリエイターの教科書ともいうべき理論なのです。

ちなみに映画の脚本も全てこの「神話の法則」の構成が基本となっており、これを無視した脚本は全て却下されるそうです。

さて、この「神話の法則」ですが、詳しくお話すると分厚い書籍2冊分くらいになってしまいますので、ここでは構成を簡単に紹介いたします。ストーリーの基本的な流れはこうです。

1、日常の世界
2、冒険への誘い
3、冒険への拒絶
4、賢者との出会い
5、関門突破
6、試練・仲間・敵対者
7、危険な場所への接近
8、最大の試練
9、報酬
10、帰路
11、復活
12、宝を持って帰還

映画はもちろんのこと、日本でも大人気のアニメ「ドラゴンボール」「ワンピース」「鬼滅の刃」などのストーリーも全てこの「神話の法則」の構成に従っています。

これをしっかりと理解すれば、もしかしたらあなたもベストセラー小説が書ける?というのはちょっと大げさかもしれませんが、少なくとも読む人の興味や関心を引くストーリーを創作することはできるようになるはずです。


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