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「定期的に届く」ということ①ニュースレター

ヤマノ印刷 企画・校正担当Aです。
お得意様や会員さんに向けて定期的にお届けする刊行物に、「ニュースレター」「同窓会報」「DM」などがあります。メールやSNSなどオンラインの発信・通信手段が発達し、調べたいことはすぐにネットで検索できる世の中で、紙の刊行物が郵送で届くことの意義は何なのか。
ヤマノ印刷の考えを全四回に分けて、事例を交えてご紹介します。

第一回は、ヤマノ印刷のニュースレター「コミュサポ」から考えます。

1.ニュースレター「コミュサポ」とは


こちらは2021年夏に創刊したヤマノ印刷のニュースレター「コミュサポ」です。
まだ歴史は浅いですが、年4回、お客様にデザイン・印刷・広報などの有益で楽しい情報を発信し、ヤマノ印刷に親近感を持ってもらうことで、ふとした時に思い出してもらえるようにという意図で発刊しました。

2.「コミュサポ」の内容、読んでもらう工夫

内容は、主にヤマノ印刷が事務所を構える「神田のまち」のこと、携わったお仕事の「事例紹介」、役立つ「豆知識」の三記事で構成しています。

ヤマちゃんクールビズする

また、文章だけだと読む気がしない方や忙しい方にも楽しんでほしい!という想いから、毎回オリジナルキャラクターが活躍する4コマ漫画を添えています。子供のころ、新聞の4コマ漫画や、某通信教育の案内の漫画だけチェックした方、私以外にもいるかと思います(笑)。とにかく、開くだけ開いてほしい!という場合に漫画は有効だと考えています。

3.紙のニュースレターを作る3つの理由

電子メールでのメルマガも選択肢として存在するなか、ヤマノ印刷が紙のニュースレターを発刊したのには以下の3つの理由があります。

①    ニュースレターを通して、私たちの仕事を知ってほしい

ニュースレター本文でもヤマノ印刷のことを紹介していますが、「企画を考える」「文や写真を読みやすく配置、デザインする」「イラストを作成する」「日本語として間違った表現がないかチェックする」「紙に印刷する」といったニュースレターを制作する工程すべてが、普段私たちがお客様にご提供しているサービスそのものです。ヤマノ印刷の仕事のサンプルの意味も込めて、ニュースレターをお送りしています。
「紙」「デザイン」「印刷」に関わる業種の場合は、仕事を理解してもらうのに特に有効だと感じています。

②    届いて開封するときのワクワク感を味わってほしい

郵便物を開封して折り目を広げる動作は、メルマガをワンクリックで開くよりも遥かに手間がかかりますが、その分見た人の記憶に残ることになります。
もちろん、「開封したい」と思ってもらえる魅力ある記事が必要になりますので、工夫を重ねていきたいですね。

③    直接お渡しすることもできる

紙のニュースレターなら、営業スタッフがお客様にお会いするときに直接手渡しすることもできます。お客様が興味のある記事があれば、その場で会話が弾むこともあります。名刺や会社案内といった基本的な会社を知ってもらうためのツールの、補佐役として活躍します。

4.「コミュサポ」を発刊してみて

ありがたいことに、発刊ごとに感想などの反応をいただくことができ、手ごたえを感じています。今後も定期的に発刊して、届いたお客様に「もうこんな季節か」と感じていただけるような、季節の風物詩となれるよう努力していきたいです。

まとめ ニュースレターの意義

  • 定期的に届くことで会社を思い出してもらえる

  • メルマガよりも記憶に残る

  • サンプルとして営業ツールにもなる


次回は、ヤマノ印刷のお仕事のなかでも多くの実績がある「同窓会報」から考えます。