焼いた鮭

こんにちは、今日は火曜日です。自分が某死神登場漫画の探偵かと錯覚するような姿勢で現在キーボードをたたいております。

昨日、いやもはや今日になってしまうのですがなかなか寝れなくてやっと3時に眠りにつきました。残念なことに今日は1限からだったので8:30起床。私は自他共に認めるロングスリーパーの主なので地獄の始まりでした。

12時30分。お昼休みに自分のご飯を作っていたのですが、そんな状態だったのでだいぶウトウトしながらのクッキングでした。そんな時間あるんだったら昼寝すればよかったと今になって後悔しています。というのも今日のお昼は私と鮭との格闘だったからです。


その鮭は大変ふくよかでいらっしゃった。銀色に煌く背中から覗かせるオレンジレッドの肌はとても魅力的で、いとも簡単に私の眠気を飛ばした。フライパンに彼女を載せてあげると、ジュー...と歓喜の音色を立てる。身から出た油は鉄の上で踊る。所々火傷してしまったが、彼女の肌は綺麗なサーモンピンク。もうそろ食べどきだ。私の目つきが捕食者に変わっていることは、誰が見ても明らかであった。すぐさま皿に移し、頬張る。

熱い、美味しい...冷たい。

口の中に夏と冬がいる。今病院に行くのはまずい、とすぐさま吐き出す。危ない。文字通り四季を楽しんでしまった。こいつをどうしてやろうか考えた結果、レンジへぶち込むことに。食欲と睡眠欲がひたすら私にジャブを入れてる。死ぬ。音の合図で皿を取り出すと、湯気がメガネを曇らせ思わずにやける。もうこいつのライフはゼロだ、そう確信した。鮭を口に運ぶ。なるほど、遠くから聞こえる鈴の音。目を凝らしてみると、ジングルベル。風鈴はまだ早かった。このまま食ってやろうかと思ったが、鮭についていた寄生虫が私の中でカーニバルを踊るのは大変いただけなかったので、もう一度レンジにぶち込む。もう私のライフがゼロだ。もういいだろうというレベルでレンジのドアを開ける。もう1秒も待っていられない。皿が熱すぎて取り出すのに手こずる。くそ、こんなときに!前世は爆弾処理班だったのか疑うレベルで慎重に皿を取り出し、付けていたラップを剥がす。ついに実食。

寄生虫は死滅した。

私は勝ったのだ。鮭はもう私のものになったのだ。そう考えながらまた箸を口に運ぼうとしたとき、友達からメッセージが。時計をみると13時30分。いや、授業始まっとるやないかい。


結局鮭は一口しか食べられず、私は授業中鮭とベッドのことしか考えられませんでした。正直この投稿がちゃんと書けてるか不安なくらい眠気が前面に来ているのですが、今日の恨みを明日に持ち越さないようここに書き記しておきます。いや、もう明日じゃなくて今日か。

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