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おろしポン酢でさっぱりと「猪肉の常夜鍋(とこよなべ)」

猪肉の鍋といえば、味噌で味付けする「ぼたん鍋」が有名です。でも、よい処理がされたお肉なら水炊きにして、素材の味をダイレクトに楽しむのもおすすめ。常夜鍋は一般には豚肉とほうれん草で作る水炊きですが、猪肉を味わうにも最高の食べ方です。簡単で、野菜もお肉もするするといただけます。

【材料】(3~4人前)
・猪肉スライス 300g
・ほうれんそう 2束
・大根 1/2本
・えのきだけ 1株
・しめじ 1株
・木綿豆腐 1丁
・糸昆布 12g(または板のだし昆布を適量)
・水 1200ml
・酒 200ml
・ポン酢 適量
・一味 適量
(お好みで)うどん、ごはん、など

・ほうれん草は写真では1束しか映っていませんが、2束あったほうがいい感じ。なければ白菜、小松菜など、ポン酢に合う葉物ならおいしくできます。
・きのこもお好きな種類で。ほかに油揚げ、餅など足しても。
・猪肉は、今回はカタを使いました。どの部位でもよいです。脂もそんなになくてよいので、お好みで判断なさってください。スライスは業者さんによって厚みがちがいますので、煮込み時間で調節してください。山肉デリのスライスはしゃぶしゃぶ用に近いくらいの薄切りです。

・大根は皮をむき、半分を大根おろしに、残りをいちょう切りに。
・豆腐は食べやすい大きさに。
↓この状態まで準備したら食卓に出しましょう。

ほうれん草は根元に切り込みを入れます。太いものは十字に。茎の間に挟まっている土をよく洗い流します。

きのこ類は石づきを落として。えのきなら茶色いところだけ落とせば十分です。

猪肉は食べやすい大きさにカット。山肉デリのお肉なら袋ごと3等分すればOK。

水1200mlの中に猪肉をよくほぐして入れ、だし昆布といっしょに強火にかけます。

いつものように、茶色いアクをとります。網ですくうと簡単です。

これくらいまで汁がきれいになれば酒200ml、大根おろしの汁を半量入れて。あとは食卓で調理できます。昆布の海藻くささはアクと一緒にとれてしまうので、昆布は残ったままでも大丈夫。

あとは適当に、具材を入れて食卓のコンロで煮込みましょう。肉に火が通っているので先に食べたくなりますが、煮込んで柔らかくしたほうがおいしいです。

ほうれん草は、最近の品種はアクがないので生のまま入れていますが、アクがあるものは下茹でしてから入れてください。

お椀にとって、おろしポン酢で。お好みで一味も合います。残っただし汁もとってもおいしいので、ぜひうどんや雑炊になさってください。

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