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日常のありがたさ(2024.08.19)

朝、涼しい。しかし辛い。幸子(ポメラニアン♀)の散歩をしていて、辛いことばかり考えてしまう。ああ、隣の家の鮮やかな庭木がうらめしい。幸子のまん丸の黒い目玉に虚無を感じる。

お盆休み明けの通勤路は事故だらけ。渋滞ばかりで職場になかなかたどり着けない。おかげで遅刻してしまった。世の中の巨大な歯車がまだうまく噛み合っていないと感じる。

仕事中も私を含めみんなどこか上の空。久しぶりに雨が降ったので、それがとても嬉しいのだが、みんな目の焦点が定まってない感じ。ぼんやりしている。

しかし家に帰るとなぜか子供たちはみんな良い子だし、妻もわりかし元気を取り戻していた。妻に「大丈夫?」と声をかけると、「ずっと眠い。今度病院行った時に薬の事相談してみる」と言っていて、何か前向きになっていて良いなと思った。

嬉しい事があった。次男(3歳)がお風呂でシャワーを頭からかけれるようになったのだ。おかげで洗髪がとても楽だった。これは先週ずっと妻の実家に通っていて、毎日海へ行っていたおかげに違いない。水に慣れたのだ。有難い。

夕飯はメインのおかずが大人用と子供用で分けられていて、大人用はゴーヤチャンプル。子供用はピーマンと豚肉の炒め物だった。

大人と長男はいつも全部残さず食べるのだが、長女と次男も今日はよく食べた。長女は完食し、次男もめずらしくほとんど食べてしまって、私たち大人はとても嬉しかった。たくさん褒めた。

連休の最後の二日は家じゅうに不穏で険悪な雰囲気が充満していたが、こうして平常運転(と言ってもまだ夏休みではあるけど)が始まってみると、なんとなく調子が戻ってくるのだなぁと思った。

朝は本当に心折れそうだったが、持ち直した。また頑張って行こうと思う。

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