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夏休みの宿題と晩酌(2024.07.31)

夕食後、妻にどやされて長男(小3)が夏休みの宿題をチェックしている。妻から厳しく叱責されているが、あまり堪えていないように見える。

長男はとにかく問題をよく読んでない事による間違いが多い。問題を読めないのじゃなくて、読まないのだ。早く宿題を終わらせたいのか、それとも通っている公文のせいで、とにかく早く終わらせようとする癖がついているのか。字も丁寧に書こうとすれば書けるのに、急いでいるせいで汚くて読みづらく、いつもその事で妻に怒られている。

今日は夏休みの宿題の進捗を妻とチェックしており、そのチェック作業自体の進捗が芳しくなくて、妻をイライラさせていた。途中で妻は風呂に行ってしまったので、私は何か役に立てるかもしれないと思って、宿題を見た。洗い物と弁当作りが思いのほか早く終わったのだ。

相変わらず字は汚くて見づらかったけど、7月31日にしてはけっこう進捗は良いほうなんじゃないかと思った。これだけやってれば怒られる必要もないんじゃないかと思った。私が子供の頃の7月31日なんて、なんなら進捗ゼロだったような気さえするからだ。

私は夏休みの宿題全体の進捗を可視化しようと試みた。宿題の残りのボリュームをより把握しやすくする事で、宿題に無闇に悩まされる事なく、取り組みやすくなると思ったのだ。

しかしちゃんとチェック表みたいなものはあって、ある程度宿題をどれだけやったか分かりやすくはしてあった。私は全体をチェックして、やってるものとやってないものに分けて、やってないものを入れるケースを一つ用意した。こうして残りの宿題を可視化し、このケースを空にする事を目指すことで多少やる気が出れば良いかと思ったのだ。

という一連の作業を私は大真面目な顔してやったが、片手に「甘くない檸檬堂ホームランサイズ(無糖7%)」の入ったタンブラーを持っていたので、あまり説得力がなかったかもしれない。仕方ない。妻が風呂に入っている時間は私にとって唯一無二の憩いの時間なのだから。

ひととおり宿題のチェックが終わって、長男は大好きなポケモンGOをプレイし始めた。そして私は檸檬堂の残りを飲んだ。ツマミは夕食の余りのキュウリに道の駅小国(阿蘇)で買った山椒味噌をつけたやつと、自分で作った味玉だった。

すぐに妻が風呂から上がってきて、私の束の間の晩酌は終わった。今日も不完全燃焼だった。毎日不完全燃焼。まぁ完全燃焼するわけにもいかんけど。

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