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ドライ珍味のポジショニングマップと中期チャネル戦略

昨日のnoteではチルド珍味のポジショニングマップの説明をしましたが、本日はドライ珍味について振り返ります。

さきいか、いかくん、ビーフジャーキー、サラミなどドライ珍味カテゴリーにはたくさんの競合があります。
なとりさんをはじめとする、珍味メーカーも全国にたくさん存在します。
さらには、小売業がPBを作るのも容易で、コンビニや大手量販店では棚の大半をPBが占めている状態です。
レッドオーシャン(血で血を洗う、真っ赤っかな海)での戦いから脱出し、場所を変えてブルーオーシャン(誰もいない青い海)を見つけたいカテゴリーです。
いや日本人なら日本語で、「違う土俵で戦うべき」というべきでしょうか。

伍魚福はドライ珍味でどんなことができるのか。

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以前考えていたポジショニングマップはこのような形でした。
この3月からチャネルごとに商品企画の責任者を置いていますが、ドライ珍味のカテゴリーにおいても、それぞれのチャネルに特化したものを作っていきたいと考えています。
したがって、今回ドライ珍味のポジショニングマップも以下のように修正しました。

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例えば、伍魚福のドライ珍味のベストセラー「ピリ辛さきいか天」をそれぞれのチャネルに合わせてどういうパッケージでどう売れば良いか。

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発売20年が経ちますが、類似品よりも高価格にもかかわらず、消費者の皆さんに育てていただいた商品です。
今後も改良を続けて伸ばしていきたいです。

同じパッケージでどこでも売れる、という時代ではありません。より深くお得意先小売業のお客様について知り、試行錯誤を続けていくしかありません。

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この数年、伍魚福では「バレンタインデー」におつまみを提案しています。
「父の日」のギフトも伸びています。

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ドライ珍味でもチャネルに合わせたパッケージ、内容でまだまだできることがあるはずです。

他社ができない、伍魚福のオリジナルであること。
お客さまに「おもしろい」と思っていただけること。

TEAMメンバーからのアイデアを生かし、どんどん新しい商品を作っていかねばなりません。

かつてのソニーが「モルモット」と呼ばれていたようなポジションではありますが、伍魚福も製造いただく協力工場の皆さん、資材メーカーの皆さん、デザイナーの皆さんと手を携えて、チャレンジを続けていきたいと考えています。


最後までお読みいただきありがとうございました! 伍魚福の商品を見つけたら、是非手にとってみて下さい。社長のいうとおりになってないやないかーとか、使いづらいわー、とか率直なコメントをいただけるとうれしいです。 https://twitter.com/yamanaka_kan