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【連載1】自己肯定感向上の"きっかけ"になる研修を実施しました|上司と部下の信頼関係構築

☟この記事はこのような企業にオススメです
自社の社員(部下)がどうも自信を持っていない気がする
組織の中になぜか強いブレーキになってしまう社員がいる
仲間を引きずりおろしてしまう、敵を作ってしまう社員がいる
部下がどんどん疲弊しどんどん辞めてしまう管理職がいて悩んでいる

こんにちは!株式会社フォーバル山本裕介です。『コンサルタントが不要な会社を増やす』を目標に、経営コンサルタントとして活動をしています!経営者・管理職だけでなく、コンサルタントの皆様にとってもプラスになる情報を発信していきます。特に、主体的で自律的な"自走式な組織づくり"のヒントになるようなことを中心にお伝えしていきます。

前文(時間の無い方は飛ばしてください)

本屋さんに行くと『自己肯定感』とか『自己効力感』とかはたまた 『やり抜く力』など自分の気持ちを高めることや部下の指導育成に活きそうな、そんな本がたくさん並んでいる事に気づく方も多いと思います。

今回の記事では自己肯定感を高めることと仕事がどう関係あるのかを、実際に企業向け研修を何回か実施してきましたので事例と共につづっていきたいと思います。

※今回のテーマは複数回に分けて書いていきますのでご了承ください。

なお、私は研修講師として認定を受けて宝物ファイルプログラムを提供しておりますのでまずは宝物ファイルプログラムについて紹介しておきます。

開発者の紹介
〇プロフィール
福井県勝山市出身 鯖江市在住。
元小学校教師(教師歴31年)
一般社団法人「子どもの笑顔」代表理事
福井大学子どものこころの研究発達センター 特別研究員
大阪大学大学院連合小児発達学研究科後期博士課程在学中
〇著書
「心がぐんと育つパーソナルポートフォリオ」(2003年 東洋館出版社)
「ポートフォリオで「できる自分」になる!」(2009年 サンマーク出版)
「効果抜群 元気なクラスに変えるとっておきの方法」(2013年 学陽書房)
「ゆうちゃんと宝物ファイル」(2014年)
CD「一滴」「あなたのままで」(各5曲入り)
※詳しくはサイトをご確認ください

〇NHKで取り上げられた際の様子 ⇒ Youtube

〇紹介
子どもたちの「自己肯定感」を育むために、2000年から宝物ファイルを使した独自の方法を実践。
その模様は、地元NHKで二度にわたってドキュメンタリー番組が組まれる
(北陸スペシャル「ファイルで見つける自分の長所」25分番組、
福井夏季特集「自分大好き 友達大好き~服間小5年生の宝物~30分番組)など、簡単なのに効果抜群な手法が話題となり、全国の教育委員会、PTA、さらには企業や一般の方からも講演の依頼が相次いでいる。マスコミ出演も多数。2014年には、「宝物ファイルをさらに広めるためにその有効性を科学的に証明して英語論文にして世界に発信しよう!」との思いから、大阪大学大学院の博士課程を受験。合格して2015年から大学院生として研究に励んでいる。
また、国連との共同制作番組「ONE WOMAN」にも取り上げられ、
そのダイジェスト版は国連で流されて、多くの有識者から賛同を得た。
11月には一般社団法人子どもの笑顔を設立。
代表理事としと企業や一般の方向けに、脳科学や心理学に基づく大人版宝物ファイル講座や宝物ファイルマスター養成講座を開いている。
さらに、活動から生まれた「思い」を歌詞にする一方で、作曲者のくまひげ氏とユニット「nico nico nice (ニコニコナイス)」を組み、現代人が忘れがちな「愛」や「感謝の心」を歌声にのせて人々に伝えている。「大人も子供も、自分を認め、お互いを認め合う世の中にしたい」と本気で考えている、
日本有数の熱血元小学校教師。
※詳しくはサイトをご覧ください

ということで、このプログラムに含まれているものは科学的に証明されたことが入っているという事でした。詳しくは私から話すべきではないと思いますのでここまでにします!


1.自己肯定感とは何か

調べたら結構色々出てくるので細かい事は書きませんが、一言で言えば『自分のことが好きかどうか』ということだそうです。

ちなみに、自己肯定感は『高い』とか『低い』とか言われることが多いそうで、それぞれの特徴は以下の通りとされています。
※特徴と言うだけで全て100%当てはまるってことじゃないです

■自己肯定感が高い人の特徴
前向き、決断力がある、やり抜く力がある・・・

■自己肯定感が低い人の特徴**
否定的に考える、決断する時に悩む、逆境に弱い・・・

■自己肯定感が不安定な(高くてもろい)人の特徴**
人生や周りの人に対して攻撃的になる、成功を求める・・・

※たくさんありますので代表的なモノのみ抜粋しています

ということだそうですが、3番目の不安定な人と言うのが中々怖いそうです。多くの企業に触れていると事業の進みが悪い組織には確かにこのような特徴の方がいるような実感があります。

組織運営上、自己肯定感が高い人が多い方が確かに良いんだろうとは思いますが、ここでお伝えしておきたいのは、"無理やり高くする"ってのがいいわけじゃないということです。また、『低い人・不安定な人』が『悪』と言う話でもありませんのでご注意ください。


ということでこのあたりはググれば出てくるような内容なので詳しく知りたい方は是非調べたり本を読んだりしていただければと思います。


2.まずは私自身が理解するために学びを

人に語る前に自分が体験したり学習しなければならないと思っていますので先にそのあたりの話を書いておきたいと思います。

❶宝物ファイルプログラムを受講

最初のきっかけは私が率先して受けたわけではありません。会社からたまたま機会をもらい受講したのが始まりでした。『いい研修があるから2日間行ってこい』ということで言われるままに受けたのを覚えています。

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ということでこんな感じで自分の過去を振り返りました!まさかの0才から35才くらいまでをじっくりと振り返りことになろうとは・・・・笑

ちなみにこの写真は実家から送ってもらった写真たちで、記憶にないものがたくさんあり面白かったですよ。
※写真が無くてもいいプログラムになっています

❷特任宝物ファイルマスターの認定講座の受講

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比較的みっちりやる、2日(16時間かな)の研修でした!ロープレ中心で非常にやりやすかったですが、❶の講座とともに全4日間の研修は何だか合宿のような気分でしたね、なんだか楽しかったです。


❸専門知識を身に付ける

これも必要だと思い、新鮮で正確な情報を仕入れようと以下のことに取り組みました!しかも割とすぐです。

■やったこと
こころ検定の受験(もちろん合格しました)
産業・組織心理学会への入会
日本マネジメント学会への入会
・通信制大学へ入学(心理学を学びたくて)

このような場に身を置き学んでみると、研修プログラム内で感じたことや習ったことの裏付けになるような情報がどんどん湧いてきました!ここでそれについて説明する気はありませんが、確かに企業組織作りに"自己肯定感"というものが何らかの形で影響していそうな、活用できそうな?そんな感じは分かりました。

大学についてはそのまま継続し、数年後に大学院への進学を考えております。実はその先の公認心理士という資格取得をゴールにしているためなのですが、それについては別の機会に・・・・

補足ですが、心理学を極めて何かしよう!というつもりはありません。経営コンサルタントとして支援していると人に関する課題が必ず出てきますので、そこにデジタルな管理ではない何か人の心に関する知見があればまた新たな価値提供ができるんじゃないか?と思い触れている感じです。


❹実際に企業に研修を提供する

いくつかの会社で実際に宝物ファイルプログラムの提供をしました。私の場合は全てがIT系の企業です笑
が、どの開催回も興味深い変化があったのが驚きでしたね。

次回以降、実際にやった結果どうだったのか?を紹介していきたいと思いますのでお楽しみに。


3.私自身の大きな変化は2つ

先にお詫びしておきますが、私の場合研修を通して自己肯定感が高くなったのかどうかは分かりません。ただ、元々高かっただけなのかもしれません。

しかし、研修を通しての変化は次の2つで間違いないです。

■研修後の私の変化
⑴上司のことがうっとおしく思うことがなくなった
少し語弊がありますが本当です笑
元々仲の良い上司だったとは思いますが、仕事上では上司部下なので色々細かく確認されることありますよね?一緒に研修を受けたのですが、不思議なことにその日以来何とも思わないというか、、、とにかく何をどう言われても別に気持ちに影響が出なくなりました!

⑵決断力が増した気がする
元々挑戦的な性格であると自覚はありますが、先述した通り『やってみたいな』と思った資格取得や大学進学を即日で決めたんですよね。学会の入会は人生で一番縁が無いと思っていたものの一つなので私も驚いています。

資格取得自体は元々嫌いではありませんが、業務とは一見関連性が高くないものでも興味を持つようになり実際にやってみたところが変化なように感じます。


ということで、今回はここまでとしますが、"社員の自己肯定感"について少し興味を持っていただけましたでしょうか?

組織活性化の策として一人ひとりの個に目を向ける、また上司と部下の信頼関係構築の為に相互理解を支援する、こんなやり方が有効な会社もあるかもしれませんね。



外部リンク

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※オンライン交流会など情報発信しています

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