初詣
自分が一番広島らしいと感じるのは
京橋川沿いの風景。
白島の白潮公園の桜から、牛田、饒津神社を通って
広島駅の近くまで。
川沿いの道は二葉の里歴史の散歩道と名付けられている。
牛田神田橋の近くで京橋川左岸の土手を降りたところ、
安楽寺に初詣に行った。
山門をくりぬいて立つイチョウの木は
79年前に原子爆弾で焼かれたが
翌年芽を吹いて、ここまで大きく育った。
被爆樹木、といわれている。
年始から、大きな災害や事故があり
本当に心が痛む。
この木のように、再び甦るために
助け合っていきたい。
安楽寺のイチョウの幹には、79年前の傷跡が残る。
そして毎年、緑陰を作り、黄葉し、
祈る人を見守り、見上げる私の心も和ませる。
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