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俯瞰し、長い目でみてみよう

人生においては、「俯瞰」と「長い目で見て考え
る」ことが大切なのではないかと感じます。

普通に過ごしていたら、目の前のことしか見るこ
とができず、短期的にしか考えることができませ
ん。

だから、意識して俯瞰し、意識して長い目で見る
必要があります。

日々生きていると、大変な事ばかりです。特にい
ま、分断傾向が強くなっているような気がします。
自分とは意見が合わなかったりすることも多いで
しょう。

「自分が正しい」と思ってしまうことも多いでし
ょうが、多くの人がそう思っているものです。自
分の主張だけをしても意味がありませんし、自分
が間違っていることも多いはずです。

ここは一丁、全体を俯瞰してみて、自分の見てい
る範囲だけで考えるのではなく、外側から物事を
考えてみましょう。

そうすれば、自分が正しいとか、相手が間違って
いるとか、そのようなことはまあまあどうでもよ
くなるものです。

腹が立つことも多いでしょうが、「まあ、どうで
もいいか」くらいに考えて、放置するのがお勧め
です。

相手をやり込めてやろうとか、自分が優位に立つ
とか、そんなことは考えず、なるべく遠い目で全
体をみて、放置しても問題ないことは放置しまし
ょう。

それと、長い目で見ることはものすごく大事だと
思います。

どうしても短期的なことにとらわれがちで、「今、
うまく行かないと」とか「きょう勝たないと」と
か、「短期的に成功したい」などと思いがちな人
も多いでしょう。

しかし、人生は長く続く場合が多く、10年後とか
20年後にようやく結果がわかる(最後までわから
ないことも多いように感じます)場合が多いはず
です。

一つのことを成し遂げるのも、20年とかそれ以上
経ってからやっとその結果がわかることも多いは
ず。

「成し遂げた」という実感も、やっている最中に
はわからず、20年以上たってからやっと「ある程
度いけたなあ」くらいの感じでわかることも多い
のではないでしょうか。

だから、近視眼的に、短期的にばかり考えず、
「月日がたてばどうにかなる」くらいの感じで考
えておくことも大切な事ではないかと思います。

もちろん、長期的な目標を立てて、それに向かっ
て毎日を過ごしていくことは大切ですが、うまく
行かなければ将来を見据えながら修正していけば
いいのです。

今日すぐにうまく行かないし、明日劇的に良くな
るわけでもないし、結局は、コツコツ積み重ねて、
数年後、数十年後に「よくできたなあ」などと実
感できるようになることが多いのではないでしょ
うか。

もちろん、その前に死んでしまったり、うまく行
かなくなってしまうことも多いかもしれませんが、
それでも長い目で考えることが大切かと思います。

途中で断念せざるを得ないのは、それはそれで仕
方がないことだからです。

その可能性も踏まえながら、長い目で見て、自分
行きたいところを目指していく。しかしすぐにう
まくいくことを考えない。

そんなスタンスで生きていった方が。最終的には
自分として、よくなるのではないかと思います。

とにかく、「自分と狭い範囲」「短期的」ばかり
ではなく、

「俯瞰して全体を見てみる」
「長期的に考えてみる」

を意識して、生きていってみてください。
ちょっと変わると思います。

そのちょっとが、長い目で見れば自分をいい方向
にもっていってくれると確信しています。

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