新型肺炎は、人類の覚醒のきっかけになり得る

YouTubeでも同内容をお伝えしています。https://youtu.be/9ei7Y1Ym-uY

今回の新型肺炎は、人類がシフトする大きなきっかけになり得ると思います。

人は変化する必要性を感じつつも、本当に切羽詰まらないとなかなか変化できない生き物です。

例えば毎日満員電車で通勤するなんて冷静に考えれば正気の沙汰では無い。
おそらく数十年後の歴史の教科書に、こんな風に通勤していた時代もあった、と書かれるであろう特異な行為です。
一日のエネルギーの大部分を満員電車で使い果たし、会社に着く頃には疲れ果て、最高のパフォーマンスで仕事ができないなんて、本当におかしなことなのですが、おかしいと思いつつ変われない。

定時出社、定時退社というのもそもそもおかしいですね。
仕事とは価値を創造することであり、価値創造のために必要であれば集まり、そうでなければ出社する必要はない。
僕も会社員を11年間やっていたので分かりますが、満員電車に耐えて会社に到着して、特にやることがなくてネットサーフィンしてる管理職のおじさんもいて、だったら遅れて来た方が電車の混雑も緩和されるし余程良いのに、時間通り出社することが当たり前で誰も疑わない。

会議も、情報共有やホウレンソウのためであればオンラインで十分で、オンラインで共有できる情報を得るためにわざわざ移動する必要は無いです。
もちろんリアルに会って価値創造する営みはすごく大事なのだけど、そのような大事な営みこそ、オフィス空間でやるよりも、オフィスから離れたリラックスできる空間でやった方が良い。

このように、仕事とは「時間を捧げることであり、定時出社して、あまり意味のない会議に我慢して参加して、リラックスできない空間で作業して、定時になったら帰宅する」という仕事観から、仕事とは「価値を創造することであり、価値創造に必要なら集まり、リラックスできる空間でクリエイティブな仕事をし、時刻に関係なく自由に出社し帰宅する」という仕事観にシフトするきっかけになるのではないか。

「仕事とは時間を捧げること」から「仕事とは価値を創造すること」にシフトすると、この行為は価値を創造しているのかどうかと常に意識するようになるし、より価値を創造するにはどんな環境でどのように仕事をするのが良いのかを常に問うようになるので、時間効率が上がり、より少ない時間でより大きな効果を生み出すことができ、空いた時間を家族との時間や趣味などに使うことができる。

そもそも仕事のために家族との時間を犠牲にする、というのがおかしな発想です。
現代の日本では、男性が育児休暇を1週間取るだけでも賞賛されたり非難されたりしますが、本来なら1週間どころではなく、少なくとも子供が3歳になるまでの3年間、できれば小学校に入るまでの6年間は、男性も仕事は半分に減らして家事育児をした方が良いと思います。
これは僕自身が実践して(今も実践中)心から感じていることです。

そして価値創造に意識が向くと、いかに一人一人の創造性を開発するか、本来の素晴らしさを発揮するか、を考えるようになり、より生命を躍動させるような試みが増え、また推奨され、世の中がもっと楽しくなっていくのではないか。

すでにその萌芽は一部で生まれていますが、その流れが加速するのではないかと思います。

そしてさらに言えば、生命の可能性を解き放つためのスピリチュアリティに注目が集まり、依存させるのではなく創造するスピリチュアリティが当たり前になり、一人一人が本来の自分を生きられるようになっていくのではないかと思っています。

もちろん一気にそうなる訳ではないですが、数十年かかると思っていたシフトが、今回の新型肺炎によって加速するのではないか。

そんな風に考えています。

<2/27追記>

昨日は新型肺炎によって「仕事とは時間を捧げること」から「仕事とは価値を創造すること」にシフトし、価値創造がフォーカスされ、一人一人の可能性を解き放つ方向に向かうのではないかと書きましたが、もう一つ、身体・健康の面からも書きたいと思います。

新型肺炎予防のために手洗いやうがいをする人が増え、インフルエンザ死亡者が減っているそうですが、自己免疫力を上げることに焦点が当たっているのも良い傾向ですね。

自分の健康は自分で守る、自分の身体は自分が食べたものでできている、自分の生活習慣が自分の健康状態を決める、特に腸内環境が自己免疫力の鍵を握る、という理解が認知され、広がっているのはとても良いことだと思います。

特に健康は、失ってみないとその価値になかなか気付かないのですが、今回自己免疫力向上が生命に関わるという状況に追い込まれたことで、自分ごととして健康に向き合う人が増えています。

幸いなことに、自己免疫力を上げ健康になるための方法は分かっています。

新型肺炎と違って未知ではなく、方法は分かっていて、本気で取り組む人が少なかっただけ。

具体的には、多くの人が書いていますが、十分な睡眠をとり、少食にし、小麦粉と砂糖と乳製品を控えめにし、発酵食品を食べ、ビタミンとミネラルとタンパク質をしっかり摂り、身体を冷やさずに温め、太陽の光を浴び、呼吸を深くし、よく笑い、日々感謝し、自分を責めずに自分を愛する。(ただしストイックにやり過ぎると逆効果なので、スイーツも無理に我慢せず感謝して食べる)

しかも、これらを実践するのにほとんどお金はかかりません。

で、これらは何をしているかというと、不自然な身体から、自然な身体に戻している、ということ。

戦後の食の変化、常温保存可能食品の急増による添加物の増加と、農業の大規模化による農薬と化学肥料の増加、空気と水の汚染によって、不自然な食品が増え、身体は食べた物でできているので、身体も不自然になってきた。

それによって人間本来の生きる力、治す力、胆力、つながる力、感じる力、直観力などが急速に低下してしまった。

元来日本人は、大地に根付きお天道さまに感謝し、西洋人が驚くほどの胆力があり、女性でも米俵10俵担ぐくらいの力がありました。

それを取り戻すフェーズに入ってきているのを感じていましたが、これも今回の新型肺炎によってシフトが加速するのではないかと思います。

そしてこれは、昨日書いた、人の無限の可能性を解き放つこと、スピリチュアルな覚醒にもつながります。

なぜなら、身体が汚れてしまったこと、身体が不自然になったことが、大地とのつながり、天とのつながりが分断された原因だから。

身体の純度を高め、身体を自然に戻すことが、大地とのつながり、天とのつながりを取り戻し、スピリチュアルな覚醒につながります。

つまり今回の新型肺炎は、仕事の面と身体の面、双方から人類の進化を促すのではないかと思っています。

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