年間目標150人キャスティングに向けて
脚本・演出・プロデュースとして、下記の舞台が決定しました。
4/1-7
「うさぎのダイアリー」 in 溝ノ口劇場
6/17-23
「タイトル未定」 in 溝ノ口劇場
7/29-8/5
「100年越しの初恋vol.4」 in 溝ノ口劇場
9/2-8
「タイトル未定」 in 溝ノ口劇場
12/2-8
「クリスマスの朝が来る前にvol.3」in ポケットスクエア劇場MOMO
コロナさえなければ、数年前からやりたかったことをようやく実現していきます。とにかくハイペース＆ハイクオリティで舞台を制作していきます。
一人でも多くの役者にチャンスを
演劇に限らず、芸の世界には下積みというものが必要です。たとえばお芝居なら最初は台詞なしの役、次は台詞３つの役、その次は台詞７つの役という具合に、少しずつ自分の実力を積み重ね、スタッフの信頼を勝ち取り、居場所を作っていくというパターンが多いと思います。
ですが、何年下積みをやっても下積みのまま終わるパターンも多々あります。「実力が足りなかったから」「運がなかったから」そう言ってしまえばそれまでなんですが、そこまでに貴重な青春の時間やお金やエネルギーを使っているのに、報われないことが多すぎると思います。
せめて一本でもいい。しっかりメインで舞台に出てみる。役者をやってみる。そこで壁にぶち当たってみる。そこで演技をもっと好きになるか、合わないと思って辞めるか、それは人それぞれですが、とにかく最初の一本がないことには何もわかりません。だから出来るだけ、エンタメの世界に興味を持っている方の背中を押して、最初の一本を提供したいと思っています。
NGが多くても舞台を諦めない
事務所の方針がある、バイトが長時間ある、子供がまだ小さくて預けにくい、収入面の不安がある、年齢制限がある……etc。役者にも人それぞれ抱えている事情があります。そうしたNGや不安要素の多さから舞台出演を敬遠する方もたくさん見てきました。ですが、そうした理由でせっかく出演したいと思っている作品を諦めるのはすごくもったいないと思っています。そこで自分は、以下のような舞台を毎回心がけています。
・稽古の拘束時間がとにかく少ない。
・キャスト募集開始時から全稽古日程と時間を提示することで、事前のスケジュール調整をしやすくする。また追加稽古は行わない。
・複数チーム制を用いることで、稽古のNG相談や融通を出来るだけ利かせるようにする。また本番期間含めて、何かあった際のバックアップ体制を整えておく。
・オーディション発表時、出演契約時にギャラの提示を行う
興味のある人、やる気のある人がなんらかの事情で諦めずに済む……そんな舞台が理想です。
とにかくホン（脚本）の面白い舞台に
出て欲しいと思っています。ギャラとか役どころとか劇場の環境とか、選ぶ舞台にも色々な条件はありますが、最終的には「ホン（脚本）が面白いと思えるかどうか」ではないでしょうか。
ところがそのホンをオーディション時も出演契約時も全く確認できないことが多々あります（嘘みたいな本当の話で）顔合わせにもホンが間に合わず、最初の数ページしかない……なんてことも多々あります。
「その作家（脚本家）を昔から知っている」「どこかで作品を観たことがある」という前提（作家への信頼とリスペクト）ならばまだわかりますが、そうではないとすると、最終的にどんなホンになるかわからないまま稽古突入……なんてこともザラです。そんな危険なギャンブルをさせる場合が多々あります。そういう当たり前（悪しきことだと思いますが）をなんとか変えていきたいなと。
ただ結局、この「面白い」という基準には個人差があるので、ある人にとっては最高傑作でも、別のある人にとっては駄作ということがあり得ます。だから出来るだけ自分の目でホンを確認したほうがいい。
そこで自分は【脚本全文公開オーディション】を増やしていきます。ホンがつまらないと思ったら、オーディション自体そもそも参加をする必要がなくなり、時間の効率もいいです。採用する側としても「ホンが好きになってくれた人」だけ集まるので座組の空気が凄く良くなります。もちろん毎回新作だとこの方法は不可能ですが、再演を上手く重ねていくことで、それを可能にしていきます。
まとめ
以上のような観点を大事にしつつ舞台制作をしています。
これを読んでいる方、ぜひキャスティングする150人の1人になってください！興味を持ってくださった方がいましたら、下記のようなオーディション、ワークショップオーディションなどをご検討くださいませ（特にワークショップオーディションはたくさんのホンに出会えるチャンスです）
↓ 2月3/7/25日 ワークショップオーディション詳細
↓ 4月公演 オーディション詳細
これを読んでくださった多くの方に出会えますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
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