10月15日 木曜日「おもしろいセルパブ本に出会う」

朝から気持ちの調子が悪い。薬と漢方でかなり調子がよかったのに、「私は無能人間」モードが復活してしまう。先日つくったばかりの「セルフパブリッシングを考える」というブログに記事を足したかったのだが、やめにする。憂鬱なときに書く記事なんてロクなものではない。

こんなときこそNetflixだ! と思って、視聴が進んでいない『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』6~7話を観る。人の心を動かす「よい仕事」をしているヴァイオレットちゃんを見て、憂鬱モードが強くなる。ワシはなァ、アンタみたいに若くもかわいくも強くも優秀でもないんや……

アニメ相手に卑屈になっても仕方がない。Netflixのオリジナルドキュメンタリー番組「潜入!世界の危険な刑務所」を観る。元気になった。

婦人科の通院日なので出かける。平日の昼だというのに、薬をもらうだけで30分である。評判のよいお医者さんたちというのは、ちゃんと人間らしい生活を送れているのだろうか。

主婦にとって待ち時間は大した問題ではない。読書が捗るだけのこと。薦めてもらったセルパブ本『お遍路小娘』を読む。

とても読みやすく、おもしろく、私が抵抗感を抱いていた「セルフパブリッシング本」のイメージが覆された。きちんと「あゆぴょん」に共感できる。そこそこの文量があるはずなのに、続きが楽しみでどんどん読めてしまった。ちなみに私はとんでもない遅読家なのに、だ。

しかしこれが無料とは……

私ごときの本を有料にしてしまったことに罪悪感を覚えるほどであった。セルパブ本について、またまた考えさせられる。


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