10月11日 日曜日「褒められ上手」

「おぎやはぎのメガネびいき」にタカさん(乱入)とニューヨーク(ゲスト)が出演した回を聴いて思ったこと。

おぎやはぎといえば「仲良しネタ」だけれども、あれをやって、きちんと「笑い」(というよりも「ほほえみ」「ほっこり」のほうが正しい表現かも)につなげるのは誰にでもできることではない。

ラジオではニューヨークがおぎやはぎを褒めるくだりが多々あった。

その際の、褒められてうれしい、照れくさい、そういう気持ちを隠さずそのまま「表現」するところがミソなのかな、と思う。

五木寛之の『生きるヒント』にあった「よろこび上手」の話を思い出す。

たとえ嘘つきでも、浪費癖のある女性でも、ひとりよがりの女性でも、やきもちやきの女性でも、ひとつ素晴らしくチャーミングな部分があれば、その輝きがすべてを消してしまうことがあるからです。(中略)逆にほとんど欠点のない女性を想像してみますと、これはあまり魅力を感じないような気がする。(中略)ふと思いついたことをしゃべりました。「ぼくは<よろこび下手>な女性が苦手です」と。

上手によろこぶ、上手に褒められるというのはとてもむずかしい。

私は自分自身に価値がないと思っているので、肩書きがない今、余計に卑屈になることも多い。

「やままさん、いろいろ情報発信していてすごいじゃないですか!」などとあたたかい声をかけていただいても、「趣味で好きなときに好きなこと書くくらい誰でもできる……」「収益もでないことに時間を割いている私ってつくづく情けない……」という思考が「瞬時に」働くので、よろこぶどころか悲しさや自己嫌悪のリアクションになってしまう。くそー、これでは五木センセイに嫌われてしまう。

今日は1時間もかけて3軒のスーパーをハシゴし、1週間分の作りおき食材を購入した。いつも(1軒だけで済ませる)よりは少し安上がりになったかも。稼いでいないなら、せめてこのくらいの努力はしないとね。

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