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5月4日 月曜日
週に2度の買い出しデー。このほかは外出していない。
買い出しの途中で家のカギをなくす。通算3度目、前回なくしたのは令和2年3月31日。絶望しながら警察に届けを出す。
こんなときでも働いていらっしゃる警官のみなさん、スーパーのみなさん、全員に頭が下がる。
ここまでうっかりレベルが高まると、対策云々という問題ではない気がする。稲川淳二の怪談よりずっと怖い。
(幸い、見つかりました。忘れ物防止タグもつけました)
5月5日 火曜日
カギ紛失のショックなのか、一睡もできず。
真っ暗な部屋でベッドに転がっていても面白くないので、ひと晩かけて『JIN ー仁ー』第1クールを全部観た(2倍速)。武田鉄矢……ワイドナショーに緒方洪庵として出演してくれないだろうか……。
脳みそは眠いのに、昼寝しようにも身体が眠らない感じ。目元マッサージャーをつけて過ごす。
ミニオンズじゃねえよ!
紅の豚でもねえよ!
5月6日 水曜日
ホットクックを買ったら、ヘルシオが壊れた。
ヤキモチで「もういい!」って言って帰っちゃう女の子みたいだ。
いずれにしても困るし面倒くさいのでやめてほしい。
5月7日 木曜日
ホットクックでグリーンカレーをつくった。
ホットクックは「電気無水調理鍋」である。その名に違わず、カレーも「無水調理」をするのだという。付属のレシピに「無水」というアイコンがついていた。
ほう、すごい!野菜の水分だけで調理できるのか!
愛用している「ハナマサのグリーンカレーのルー」を使い、ホットクックの自動調理メニューを「グリーンカレー」に合わせてスイッチオン。
30分も経つと、ホットクックちゃんが「できあがり!」と声をかけてくる。蒸気口から漂うエスニックな香りに心をおどらせながら、フタ、オープン。
「なんじゃこりゃァァァ!」
つい「松田優作のマネをするおっさん」のマネをしてしまうほどの光景だった。ドロドロねっとり、私が知っているタイカレーではない。
「だめだ、のばそう」
適当に牛乳を入れ、再度加熱。サラサラ食感には程遠そうだったが、まあなんとか許されそうな見た目になったので、カレーライスにして主人に手渡した。とくに感想を言われることはなかったが、完食してくれた。私は夜の糖質摂取を控えているのでがまんである。
食後にホットクックレシピを見たところ、「ココナッツミルク 400ml」という表記があったことに気づいた。それまでの間は「無水」の文字に気を取られ、「ココナッツミルク」という水分の存在が私の視界から消えてしまっていたのである。
おかしいと思ったんだよ。野菜の水分だけでグリーンカレーなんて、違和感ありすぎだろう。
「なんとか形になった」はずのグリーンカレーをひと舐めしてみると、しょっぱかった。牛乳が足りなかったのだ。なにせ本当は400mlも入れるはずだったんだもの。たぶん半分量くらいしか入れていない。慌てて牛乳を追加投入するも時すでに遅し、夫はどんな思いで「ネバネバしょっぱグリーンカレーライス」を食べたんだろうか。気の毒。
5月8日 金曜日
やままがヤーマンの美顔器「メディリフト」をレンタルした。
頬にEMSマシンが埋め込まれた黒いフェイスマスクで、表情筋のトレーニングができるという代物。
せっかくなので、これを身につけて、誰にも回答を求められていない「100の質問」に答えるというPodcast(とYouTube)を録った。来週公開するが、とにかく喋りにくかった。
「布が足りなくて顔を隠しきれなかった銀行強盗」
(メディリフトは布ではなくシリコン製です)
5月9日 土曜日
ガンダム0083(略称不明)、OVA版を完走。連邦もジオン残党も悪ではない……もっとも罪深いのはヒロインだという結論に至った。ガンダム界のなかでも悪女と名高いニナ・パープルトンさんだが、ほんとうにしょうもないやつであった。何度も自ら死ににいく(民間人なのになぜかドンパチ中に出撃しがち)のが本当にいや。迷惑です。やっぱあれだけ美人で有能だと「絶対に誰かが私を助けるはず」とでも思うのだろうか。
むかついたのでカボチャを煮た。ホットクックに放り込んでめんつゆ入れただけ。うまい。ホットクックのような包容力のある人間になりたい。
5月10日 日曜日
かねてより読みたかった、山田ルイ53世(髭男爵)の『一発屋芸人の不本意な日常』をやっと読む。とてもおもしろい。イラッとしたことはこうやって昇華させればいいのだ、と思う。ハッピーなエピソードなんて誰も求めていないだろう。イラッとしたら「ネタチャンス」と思えるようになりたい。あと、タイトルが秀逸。
自分の電子書籍タイトルがなかなか決まらない。セルフパブリッシングって大変だな。最初で最後になりそう。
あいかわらずの外出自粛中なので、リングフィットアドベンチャーで運動する。私はいま、マスター4という四天王キャラたちに試されている。彼らの名をアッシリーナ(脚力系)、ジョー・ワン(腕力系)、フッキンリー(腹筋系)、オババ(ヨガ系)という。フッキンまでは理解できた。たぶん深夜の会議室で製作スタッフさんたちがヘロヘロになりながら
「よし……アッシリーナ、ジョー・ワン、フッキンリー、いい感じの名前ができたな……」
「でもあと1人分、名前考えないと……」
「もういいよ……ヨガ系の名前でしょ?ダルシム」
「それはだめだよ……」
「じゃあもう、ジジイでいいんじゃない?」
「四天王が男ばっかになってるよ、このゲームを楽しむ女の子に、女は四天王になれないだなんて思わせたくないよ、夢をもたせようよ」
「じゃあババア」
「言い方に気をつけよう」
「そんならオババ」
「よし、それでいこう。いいということにしよう」
「「「おつかれっしたー」」」
という打ち合わせを行ったのではないかなと思っている。絶対違うけど。今日もしっかり筋肉痛です。
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