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8月10日 月曜日

1日中眠い、だるい、すべてのやる気が出ない。

8月11日 火曜日

過日、新しい仕事を辞めてしまった。

僅かな期間ではあったがお世話になった方々にお礼の言葉と報告を送りたかった。

しかし前述の「猛烈なだるさと眠気」によりなかなか筆を取れず(といってもEメールである)、今日まで来てしまった。

腹を決めて文面を作成する。出来栄えはさておき、誠意を込めて書いた。エネルギーをすべて使った気分。

午後はとてもデスクワークなどできず、せめて身体を動かしたらよかろうと、着付けの自主練をする。和装はなんて面倒くさいのだろう。覚えてしまえばこっちのものなので、もうしばらくの我慢。

8月12日 水曜日

家にいるのがいけないのだと思い、朝からカラオケボックスにこもる。

家族がいない空間、ひとりの空間が安らぎを与えてくれることもある。3時間もいたのに、やったことといえば烏龍茶を飲んだだけであった。

その足で、通院している心療内科に行く。抗不安薬を処方される。

どうも心療内科にはこころを開けない。とりあえず抗不安薬を出しておけばいいものと思われているに違いないという妄想に駆られる。

優しく話を聴いてくれているようで、実は話は右から左に受け流されており、適当な相槌を打っているんじゃないかと猜疑心でいっぱいになる。

なにも作る気がしないので、永谷園の焼きビーフンの素の世話になる。連日この調子である。

ベッドで横になり、「袋小路実篤」と思った。武者小路実篤の作品は一度も読んだことがない。

8月13日 木曜日

着付け自主練ののち、電子書籍の準備を久しぶりに少し進めた。たった2章分の校正だが、すこし達成感がある。心底なにもやる気が起きない日々に焦りがあったので、うれしい。武者小路実篤のおかげかもしれない。実篤サンキュー

8月14日 金曜日

さっそく電子書籍の準備を怠る。つくづく三日坊主は立派だと思う。3日も続くだなんて称賛に値する。

着付け教室、やっと帯の練習がスタート。全然覚えられない。

帰宅後、お世話になっている方にZOOMでいろいろ相談にのっていただく。会話することで見えてくるものがあるのだと実感する。ああ、人に会いたい。できれば居酒屋で。

ふと健康マージャン教室に行きたくなるが、コロナと麻雀の相性は悪そうだ。アクリル板が立ててあるのだろうか。みんな手袋をはめさせられるのだろうか。

8月15日 土曜日

以前お世話になった職場の方にご挨拶に伺う。実はご縁の深い方だったことが判明し、世間の狭さを驚くばかり。暑いからと、グラスビールをいっしょにいただく。

外食が許されていない我が家、こんな機会は数か月ぶりで、泣きそうにうれしかった。たぶん外食ができた喜びではなく、仕事とは関係なく直接誰かに会って、会話できることがうれしかったのだ。

知らずのうちにいろんなものを溜め込んでしまっていたのかもしれないなあ。やりたいことはいろいろあれども、すべてコロナに阻止される感覚がある。人に会いたい以上、そうなってしまう。 

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こちらを読了。『こころ』をもう一度読んでみようかなという気になる。それよりなにより、武者小路実篤を読まねばならぬ。

今週はつくづく心身不調の日々であったが、SNSというものはいかに心のパワーを奪われるかということを知った時間でもあった。

Twitterはうっとうしく、Facebookはまぶしかった。

広告の多さに辟易もした。 そういうときに「名著」に触れるとよいのではないかと思う。元気になったらSNSにまた触れれば良い。

SNSで私を待っている人など誰もいやしない。

しかし情報を発信することで生まれるものもある。

だから調子の悪いときにやるものではない。

いまはこれを読んでる。Prime会員はタダで読めます。

大変な仕事である。それにしても端々に散りばめられたなにかからオッサン臭を感じる。エッセイは臭いがしてこそおもしろい、なんて言ってみる。

8月16日 日曜日

やや体調が回復した感がある。久々にYouTubeを見ながらエアロビをした。10分程度であるが大進歩だ。

かといってデスクワークが捗る気配もなく、ホットクックを活用した「作り置き料理」にチャレンジすることに。

2時間半もかかってしまったが、ダラダラと横になっていた時間よりもよほど生産的で、達成感があった。1週間分を作り置きしたのだ。今週の食卓セッティングがラクになりますように。

仮面ライダーゼロワン、4週分くらい溜めているので消化する。

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