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おっさん耐性は週末午後のゴルフバラエティ番組で養った

東尾理子さんで思い出すことといえば、私がまだ高校生か大学生だったころに実家で見ていた、土日の午後に流れがちなゴルフ番組のこと。

あの手の番組ではゲストタレントとプロの対決企画がしばしば展開され、ハンデとしてゲスト側に女子プロゴルファーが助っ人参戦するようなことが多々起こる。

既にそれなりにベテランな領域にいた東尾理子さんのことをナレーションのおやじはひたすらに「理子ちゃん」と呼んでおり、生意気な小娘だった私は「チャンって年齢でもないだろうに」と強く思った、ということが忘れられぬ。

30代半ばとなった今、あのゴルフ番組のノリが愛おしい。土日の午後に流れる怠惰でチャーミングなムード。

私の対おやじ戦闘力は低いほうではないという自負があるが、戦い方や在り方は、あのころゴルフ番組で知らずのうちに教わっていたのかもしれない。「理子ちゃん」ちゃんよろしく「あきちゃん」と呼ばれるのは、まんざらでもない気分である。

おやじの話は仕事の話あり、猥談ありで、くだらなくて、時にロマンチック。おもしろい。

ときに先日、きみには父性本能をくすぐる力があると褒められた。こちらもおじさんの話を聞くのは好きなので、これが本当に自分の特性なら、なんらか、もうちょっと活かせないかなあと思う。

夜に似合う色気は持ち合わせていないので、ここは意識高く「朝活」でどうだ。朝一緒にコーヒーか朝ごはんを食べつつ、小一時間くだらん話をして、「今日も仕事がんばりましょう、お互い」と言って会社に行く。健やかな同伴”出勤”である。

それもなかなか現実的ではないので、近日中に昼スナックをはじめます。ぜひ来てください。詳細後日。

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