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書き続けたからこそ、踏み出せた一歩!ライティングを学んだ先の新しいキャリア

「Webライターになって自由に働いてみたい」「副業で書く仕事をしてみたい」

働き方への意識が変わりはじめたここ数年、ライティングに挑戦したいと思う人も増えているのではないでしょうか。でも「何から始めていいかわからない」「文章に自信が持てなくて踏み出せない……」そんなふうに悩んでいる人もいるかもしれません。私もそんな中の1人です。

現役の広報として大学で働いている優さん。これまで書くことに深く携わりながら、学校の魅力や取り組みを発信をしてきました。そんな彼女に改めてライティングを学ぶ理由と、新しく挑戦したいことを伺いました。

今回のインタビューで、悩んでいる方へ向けて一歩を踏み出すためのヒントをお伝えしたいと思います。

【優さんプロフィール】
新卒で東京のホテルに入社。ウェディングプランナー、広報を経験したのち大学へ転職。以来、大学広報のキャリアが始まる。夫の転勤を機に関西へ転居。現在は関西の大学で広報を担当。2021年3月に女性向けキャリアスクール「SHElikes」へ入会。ライティングコース、Webデザインコースをメインに学ぶ。

「人の背中を押してあげる」大学広報での仕事

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ーー広報の仕事をしている優さん。具体的にどんなことをしているのでしょう?

現在、私は大学の広報担当として、高校生への情報発信、学生との広報誌づくり、大学のホームページ更新、マスコミ対応などを行っています。また、過去に国際交流の担当だった時は、留学支援の取り組みなどを学内外に発信していました。「留学に興味はあるけど勇気が出ない……」そんな学生の背中を押すような発信を心がけていました。

ーー広報のお仕事は幅広いですね。印象に残っている活動はなんでしょう?

新しい企画として、動画やSNSをつかって高校生に発信したことです。それまでの大学広報は、かたくるしい感じの発信が多かったんです。高校生にもっと親しみを持ってもらえるよう意識し、卒業生や在学生と協力してコンテンツを作りました。

このコンテンツは好評で、新聞やテレビでも多く取り上げてもらえました。たくさんの人に届いたこと、一緒に企画をつくった卒業生や学生たちに喜ばれたことがとても嬉しかったです。

中途半端な自分を変えたい。キャリアスクール「SHElikes」へ入会

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ーー長年、広報として文章を書くことも多かったと思います。なぜ、改めてライティングを学ぼうと思ったのでしょう?

確かに、広報をしていると書く機会は多く、文章力は鍛えられたと思います。でも、実際に重要な文章はプロのライターさんにお願いしてしまうのが現状です。デザインに関わることも多いのですが、大学のブランディングに関わるようなものも、外部のデザイナーさんにお願いしています。

私はライティングもデザインも多少はかじっているけど、どの分野もプロには敵わないこんな中途半端な状態はいやだ!なにかスキルを極めたいと思い、スクールで学ぼうと思いました。

ーー学ぶ場としてキャリアスクール「SHElikes」を選んだ優さん。理由は何だったのでしょう?

私は、ライティングにもデザインにも興味がありました。とにかく色々学んでみたかった。時間や場所が自由になる働き方にも憧れていました。SHElikesはライティング以外にも様々なコースを受講できる。それが私にとって魅力的だったからです。

「書くことに向いてないかも」自信をなくし停滞

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ーーSHElikesで実際に学びはじめて、どう感じましたか?

まず、ライティングの受講を始めました。SHElikesでは動画でライティングについて学びながら、その都度「課題」に取り組みます。書きあげた課題を提出してプロの添削を受け、フィードバックをもらいます。

私も課題に取り組みましたが、最初の方でつまづいてしまいました。課題の文章が浮かばない。文章を書くのがツラい。「書くの向いてないのかもしれない」と思い、一時期はライティングの勉強を寝かしていました。語彙力はないし、文章力もないし、どうしたらいいのだろう……。書くことへの自信がなくなっていました。

ーーその気持ちとてもわかります。広報で活躍してきた優さんも、自信をなくしてしまう時があるのですね。

はい。そもそも、自分のやりたいことも見えていませんでした。何かのスキルを極めたい。時間や場所が自由になる働き方にも憧れる。どんな分野なら、自分らしい働き方を実現できるのかわからず、模索してモヤモヤする時期が続きました。

色々やってみて気づいた。私はこれが好きなんだ!

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ーー課題で書くことに自信をなくしてしまった優さん。どうやって次に進んだのでしょうか。

まず、たくさんの人の話を聞くようにしました。SHElikesでは、プロのライターさんやSHElikesの先輩ライターさんからお話を聞くオンラインイベントがよく開催されます。イベントに参加する中で、第一線で華々しく働いている憧れのライターさんも「書くことに自信がない」と悩みながら書いていることを知りました。

プロのライターさんも同じように悩んでるんだ!それを知ると、自分も前向かなきゃな。前を向きたいな。段々そう思うようになりました。

ーーライター初心者だけでなく、プロの方でも悩み苦しみながら書いているのですね……!

苦しくなるのはみんな同じ。それなら私ももう少し頑張ってみようと思い、ライティングの勉強を再開しました。

私は最初の方の課題でつまづいてしまったけれど、その後に色々とチャレンジしてみました。私の場合、ライティングでは「SEO記事」という検索エンジンを意識して書く課題がツラかった。でも「インタビュー記事」の課題をやってみると、それがとても楽しかった。そもそも私、人の話を聞くのが好きなんだ!仕事と称してそれができたらめちゃめちゃいいと思いました。

ーー好きなことが仕事でできたらワクワクしますね!

インタビューでは、文章の素材はインタビュイーの方が持っていて、私はお話を聞いてその方の魅力や思いが届くように記事を書けばいい。一から素材を作らなくてもいいと思ったら肩の力が抜けたし、誰かの魅力を発信することなら楽しめる!そう思いました。

見えてきた「2つの軸」、優さんがこれから挑戦したいこと

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ーー挑戦をつづけたことで「書くこと」への新しい発見があったのですね。

そうですね。また、SHElikesでは自分と向きあう機会がたくさんあります。ブランディングコースを受講してみたり、定期的にコーチングを受けたりする中で、自己分析を繰り返しました。「自分の心が躍る瞬間」はいつなのかなにをやっている時なのか。丁寧に向き合っていく中で、挑戦したいことが2つ見えてきました。

ーー自己分析をして、優さんが見つけた“これから挑戦したいこと”は何でしょうか?

はい。それは「夢を叶えようと一歩を踏み出した人へのインタビュー」と「これ素敵だなぁ!と思うことの広報支援やSNS運用」の2つです。

大学の広報では、「これ、もっと学外に知ってもらいたい!」と思うような素敵な活動を、たくさんの人に伝えていくのが楽しかった。私が一貫して好きなのはいいと思うものを広めること。この確信を持ってから、これを軸にお仕事を探すようにもなりました。

ーー素敵です。もう実際にライターの仕事を始めようとしているのですね。

そうですね。YOUTRUSTやTwitterといったSNSサービスを利用し、副業でスタートアップの企業に参加したり、ライター案件に応募したりしています。実際にいくつかのお仕事が始まったところです。SHElikes内で月に一回行われるライターコンペにも初挑戦。書いた記事は1位をいただき、SHElikesの公式SNSで配信されました。

今でも書くことへの自信は全く持てていません。でも、「文章力って急には伸びない。自分なりの精一杯をその都度やっていくしかない。そうすればいつの間にか上手になっている」という先輩ライターさんの話を聞いて。この言葉を自分に言い聞かせています。

ーー“一歩”を踏み出した優さん。今後のなりたい姿を教えてください。

経験を積んでスキルを身につけ、本当に広めたいと思ったモノに出会った時に、貢献できる自分になっていたい。そしていつもフットワークが軽い自分でいたいです。現時点ではこの2つを軸にしていますが、これからも、その時その時に好きだと思うこと、やりたいと思うことを見つけて取り組んでいきたい。いずれは今の職場を離れて、より自分らしい働き方ができるようになりたいです。

【 編集後記 】
書くことに自信が持てず、悩んでいた優さん。モヤモヤしながらも自分と向き合いチャレンジを続けてきました。そんな優さんのお話を聞いて、行動を続けることで人はどんどん変化していけるのだと気付かされました。

悩みながら、もがきながらでも書き続けていく。そうすればあなたも必ず変わっていきます。今できる精一杯を、今日も明日も続けていくことが大切。1ヵ月後、1年後の新しい自分を想像して、一緒にがんばりましょう!

※この記事は、2022年1月に取材、執筆しました。
ライターとして活躍をはじめた優さんのnoteこちらです。読んでいてホッコリするような、素敵な文章が綴られていますよ!

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