エディの本音と嘘
Brownoutってスラングを知っていますか?
普段よりも電気の供給が減ることや、計画的に減らすこと。即ち「電力の低下」という意味で使われています。
ここからが本題。
Eddie Van Halenのギターの音はBrown Soundと一般的に言われるのですが、1978年のデビュー直後のインタビューで、自分のトーンを、Alex Van Halenのスネアドラムのように「温かく、大きく、威厳のある音(Warm, big and majestic)にしたかった、と話し「Brown」と表現しました。(※1)
ここからBrown Soundの伝説が始まります。
Brown Sound=Eddie Van Halenのギターのトーンなのですが、アンプ的にはどの様に作られるかという動画がEddieの死後、2020年11月29日にRacksystemsのDavid FRIEDMANとPete THORNによって発表されます。
そこには噂の域を超えたり超えなかったりしていた事がオープンにされ、Marshall 1959に6CA7の太管を入れ90Vで鳴らす事がBrown Soundの肝だということが全世界に発表されました。
かつて雑誌のインタビューでは電圧を上げて使うというEddieならではのジョークを言っていましたが、Brown SoundのBrownは案外Brownoutからきていたのかもしれません。
そういう事か…30年前の自分に教えてあげたい。もちろん知らんけどな諸説ありです。
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