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細胞の中の分子生物学 第1章 1

講談社・ブルーバックスの「細胞の中の分子生物学」を読みながらノートをとったり、まとめたり感想を書き留めたりしています。

第1章は「生物って何だろう」という問いかけから始まります。

いろいろな定義の仕方があると思います。ウィキペディアにも

何をもって生物と見なすかについては、さまざまな定義が存在し、その統一は困難であるとされる。

とあります。AI の技術がどんどん進んで行ったり、宇宙開発が進んで地球以外の惑星に行けるようになったりすると、生物って何?という問いの答えも変わっていくのかなーなんて考えるのは楽しいですね。


この本の中では『「細胞」という基本単位からできていて、この細胞が分裂して自己増殖するもの』と定義しています。

人間の大人は60兆個の細胞でできているんだそうです。37兆個という説もあるようですが、いずれにしても膨大な数です。数が大きすぎて想像できません。

どこかに、例えば小指の先は xx 個の細胞でできていますっていうような記事がないかなーと思って探してみましたが見つかりませんでした。。

こんなふうにいくつかの細胞でできている生物を「多細胞生物」といいます。

一方、細胞が一つしかない生物もいてこちらは「単細胞生物」。大腸菌や酵母などです。方や何十兆で方やいっこ。。それでも同じ生物なんですね。

ちなみにウィルスは自己増殖はするけど細胞細胞持っていないんだそうです。


細胞がなかったらなにがあるのかしら?核?と思ってちょっと調べてみたら、遺伝子は持っているんですね。だから自分のコピーを作ることはできる。


そんなウィルスは生物と無生物の中間に位置づけられているようです。

ふと気になったこと: では、細胞が2個しかない生物もいるのでしょうか?

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