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映画と絵の思い出を話したい

ぼくは今までに何本の映画を見ただろう。
ワクワクしたり、胸糞悪くなったり、感動して涙をこぼしたり、腹を抱えて思い切り笑ったり。
普通よりもちょっぴり映画好きなぼくには、思い入れの強い映画がいくつかある。

例えば、小さい頃からクリスマスには必ずホームアローンを見て、年にたった1度だけテーブルにモスチキンが並ぶ。

なんでなのかとかは気にしたことはないけどもホームアローンはクリスマスにしか見ないし、モスチキンもその日だけしか食べないようにしている。

その他にも色んな思い出があるのだけれども、ひとつ映画に関連したクセがぼくにはある。
それは、気に入った作品だったり見ただけでは興奮がおさまらないものを絵にすること。
絵を描くのが好きなのもあるけども、そこまでしてようやく消化できるということがいささかある。この記事では、そんな思い出とともに残した絵をここで紹介したい。

NIGHT ON EARTH(1991)

ジム・ジャームッシュ監督作品のオムニバス。5つの都市、同じ日の夜を舞台にしたタクシー運転手と乗客の出来事を描いた作品。

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この映画はオムニバス1つ目の話で出てくるウィノナ・ライダーの振る舞いが渋くてかっこいいのが有名だと思うんだけども、4つ目のローマで出てくるロベルト・ベニーニがとにかくおしゃべりでお天馬な野郎を演じているのだが見た目のクールさとのギャップに思わず心打たれて絵にしたくなったという思い出があります。
本当に憎たらしくて、とても格好良い。

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PATERSON(2016)

バス運転手・詩人の主人公。代わり映えのしない毎日をユーモアと優しさで描いた7日間の物語

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勘の良い方ならもうお気づきかもですが、ジム・ジャームッシュ監督作品が好み。
パターソンは美しいシーンが多いのだが、中でも毎日毎日倒れかかった自宅のポストを主人公がなおすシーンが好きで。犯人がわかったときがぼくの中ではピークでテンションがあがりました。

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BIG LEBOWSKI(1998)

同姓同名の人物と間違えられたことをきっかけに様々なことが連鎖する奇妙なコメディ。
コーエン兄弟らしい展開もあり、クスッと笑える物語。

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英エンパイア誌が集計した「史上最高の映画キャラクター」の7位に選出された主人公ザ・デュード。序盤のシーンで家を散々めちゃくちゃにされた挙句、トイレに顔を突っ込まれたあとにも関わらずサングラスをかけ直し堂々と座るデュードに惚れ惚れ。

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Buffalo'66(1998)

刑期を終え、釈放された主人公ビリーが自分のメンツを保つための嘘と過去の復讐のためにもがきながら生きる不器用な男の物語。

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主人公ビリーが連れ去った女性レイラとボーリング場の証明写真機で夫婦を演じるための写真を撮るシーン。なぜか連れ去られたレイラがノリノリなのがかわいくてお茶目。

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DOWN BY LAW(1986)

間抜けな罠にかかって刑務所送りになった3人が脱獄を試みる。一見合わない3人が協力することで段々と心を開いていく。

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刑務所の中で3人が「I scream,You scream,We all scream for ice cream」と歌いながらぐるぐる踊り回るシーン。はじめて3人の心がつながるこのシーンがお気に入り。

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ちなみにこの映画は自分用に勝手にTシャツも作っているというお気に入り。

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絵を見るとその作品とぼくとの思い出が蘇る。
ぼくみたいに絵を描いても良いし、noteに感想をまとめてもいいし、もっといえばレビューサイトに感想を書くだけでも映画と自分との思い出が強くなると思う。

映画を見て感じたことだったり、聞いたセリフで勇気づけられたり見てた世界が広っがたり。僕にとって映画は人生だなと思ったり、人生もまた映画だなと思ったり。
これからもたくさんの映画に影響されながら生きていきたい。
そして、その時には素敵な絵を描きたい。

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