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新刊のご案内【2021年12月発売】

師走です!師匠が走るほど忙しくなってきました。
そんな12月のヤマケイの本、新刊4冊をご紹介いたします。

<12月1日発売>
『日本野鳥の会のとっておきの野鳥の授業』
日本野鳥の会 編、上田 恵介 監修

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1934年に創立された日本野鳥の会。
日本の代表する自然保護団体であると同時に、野鳥研究やその普及にも努め、多くの研究者やバードウォッチャーを育ててきました。

設立と同時に創刊された会報誌『野鳥』は、常に最新の野鳥情報をわかりやすく会員に伝えています。
本書は、その『野鳥』の特集から、野鳥の生態などを楽しく学ぶための記事を厳選し単行本にまとめたもの。執筆者は、一線で活躍する研究者たち。
イラストや写真とともに、鳥たちの行動と生態、体の仕組みとそのチカラについて、また日本野鳥の会の取り組みである野鳥保護の最前線はどうなっているのか、各章に分けてわかりやすく解説します。

鳥に興味がある、鳥のことをもっと知りたい!そんな人にピッタリの一冊です。

<12月16日発売>
『ヤマケイ文庫 極北の動物誌』
ウィリアム・プルーイット 著、岩本 正恵 訳

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アラスカの自然、そこに生きる動物たちを愛した写真家・星野道夫さんが、遺作『ノーザンライツ』のなかで敬意をこめて「アラスカの自然を詩のように書き上げた名作」と評した幻の古典がヤマケイ文庫に!

『沈黙の春』(レイチェル・カーソン著)が人類による自然破壊に警鐘を鳴らした1960年代はじめ、アラスカの大地を実験場開発の脅威から守り抜き、そのため故国アメリカを追われた動物学者、彼の名はウィリアム・プルーイット。極北の大自然と生命の営みを、詩情あふれる筆致で描きました。

カリブー、ムース、オオカミらが危ういバランスの上で織りなす極寒の地の生態系とは。
気候危機と生物多様性の危機が差し迫るなか、人の営みと自然の営みの共存を問いかける本書は、「エコロジーとは何か」を知るための入門書であり、今を生きる全ての人へのギフトです。

<12月17日発売>
『不眠症の9割は歩くだけで治る』
長尾 和宏著

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多くの人が不眠症に悩んでいるという、不眠大国日本。

なぜ、日本にはここまで不眠症が多いのでしょうか。
日本のビジネスパーソンが世界トップレベルのストレスを感じていることが原因と言われています。

また、眠れないゆえの飲酒も不眠症を助長しています。
睡眠導入剤の消費量も高く、睡眠導入剤の長期使用による弊害も多く指摘されています。今、不眠症、うつ、自殺の増加が懸念されており、そのような時代の中で最も効果的で健康に良い睡眠法を、不眠のメカニズムや生活習慣の改善法とあわせて長尾和宏先生が伝授します。

ご自身も睡眠に悩むという長尾先生が、毎日不眠を訴える患者さんたちと向き合いながら書いた本書、ぜひご一読ください。

<12月18日発売>
『ヤマケイ新書 武蔵野発 川っぷち生きもの観察記』
若林 輝著

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川の側を歩いていると、飛び交う鳥や川面を跳ねる魚を見かけたことありますよね?
本書は、まちなかを流れる川で身近な自然を発見!する観察記です。

川っぷちでふと見かけるワイルドライフ、生きものたちの驚きの生態系を見つけたり、川にやってくる魚から季節を感じたり、人工的に造られた環境を上手く活用する生きものの姿に感動したり…
リアルな自然の姿を知るだけでなく、その自然を気軽に見に行きたくなる一冊です。

埼玉県と東京都の街中を流れる柳瀬川と黒目川を舞台に、実は知られざる「野生の王国」を発見してみませんか?