更に加えて集めよう:聖書をめぐる旅 5/8

5/8(日)
 今日の聖書箇所では、イスラエル民族だけでなく異邦人にも救いが至ることが記されています。今いる方だけでなく、更に多くの神様を信じる民が起こされることを喜びたいと思います。  

イザヤ書56章 

1主はこう言われる。
正義を守り、恵みの業を行え。
わたしの救いが実現し
わたしの恵みの業が現れるのは間近い。
2いかに幸いなことか、このように行う人
それを固く守る人の子は。
安息日を守り、それを汚すことのない人
悪事に手をつけないように自戒する人は。
8追い散らされたイスラエルを集める方
主なる神は言われる
既に集められた者に、更に加えて集めよう、と。


 アブラハムが神様に選ばれた人であり、その子孫のイスラエル民族こそが神様の祝福を受け、地上の人々にその祝福を流す役割として選ばれた民族でした。
しかし、ここでは民族ではなく、神様の教えを忠実に行う異邦人のことが語られています。
私たち日本人もこの異邦人の中に入ります。
神様の御言葉は、血筋ではなく神様の教えを実行する方が救いに数えられています。
これは、のちのイエスキリストによる救いが異邦人にまで届くことを予表しているようにも受け取れます。
神様の計画には、私たちのことも含まれています。
感謝です。


イザヤ書57章

8お前は扉と門柱の後ろにお前の像を置き
わたしに背いて裸になり
床を広くしてそこに上り
彼らと契約を交わし
床を共にすることを愛し、そのしるしを見た。
15高く、あがめられて、永遠にいまし
その名を聖と唱えられる方がこう言われる。
わたしは、高く、聖なる所に住み
打ち砕かれて、へりくだる霊の人と共にあり
へりくだる霊の人に命を得させ
打ち砕かれた心の人に命を得させる。

 前半は、偶像礼拝をする者の行く末、
後半は主にへりくだる者の恵みが語られています。
神様から選ばれたイスラエル民族が、木で作られた偶像を拝む、みだらなことをするというのは、悲しいことです。
目的をもって創造した方にとっては、いてもたってもいられないことだと思います。
神様は、神様に身よ寄せる者がこの地を継ぐだろうと語っています。
また、人間は安定するとその上に胡坐をかいてしまう傾向がありますが、へりくだる者を神様は喜ばれます。
教会に行く度に、へりくだることを強調された時期がありましたが、キリストの十字架の前に立つ時に、誇れるものは何もないことに気付きます。
 神様、今日あなたは私の周りで何をしたいですか?あなたが、関わりたい方は誰ですか?あなたが声をかけたい方は誰ですか?あなたが祈りたい方は誰ですか?
あなたがしたいと思うことを私ができるように、導いてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?