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人間を豊かにするのは:聖書をめぐる旅 2/19

2/19(土) ネヘミヤ記7章は城壁の最後に扉を取り付けられるシーンがあります。城壁が築かれてあらためて、ユダヤ人たちに任務が命じられます。箴言10章は「従うこと」「人間を豊かにするもの」を学びました。

ネヘミヤ記7章 

3わたしは彼らに言った。「日射しの暑くなる時まで、エルサレムの門を開いてはならない。また彼らが任務に就いている間に扉を固く閉ざしなさい。エルサレムの住民に守備態勢を取らせ、各自が自分の持ち場と、各自が自分の家の前を守るようにせよ。」
61テル・メラ、テル・ハルシャ、ケルブ、アドン、イメルから上って来たが、自分の家族と血筋がイスラエルに属するかどうか示せなかった者は次のとおりである。
64自分たちの家系の記録を捜したが発見できず、祭司職に就くことを禁じられた。

→自分の持ち場と家の前を守るようにというメッセージは、私たちが神様の愛を現す場所が示されているように受け取りました。職場と家の前ですね。
もう一つ
家系、血筋が大切にされています。
日本でも血筋は、重要な人のつながりですね。血統がいいという言葉もあります。反対に、血のつながりが必ずしもよいわけではない方もいるかもしれません。しかし、イエスキリストを信じた者は、キリストの血潮につながる者です。主にある兄弟姉妹です。主にあってあたらしい人生につながった者です。ユダヤ人に対して私たちは異邦人ですが、イエスキリストにつながって、天国の祝福を受ける血のつながりの中に招かれたものです。今日、この文章を読んでいる方に、キリストにあって新しく生まれる恵みを体験される方が起こされるようにお祈りします。

箴言10章

3主は従う人を飢えさせられることはない。
逆らう者の欲望は退けられる。
11神に従う人の口は命の源
神に逆らう者の口は不法を隠す。
12憎しみはいさかいを引き起こす。
愛はすべての罪を覆う。

→箴言は、心にとまった御言葉をピックアップして、そこから神様が語ろうとしていることに耳を傾けています。
ここで目に留まった御言葉は「従う」という言葉です。人間が神様から離れてからの歴史は、自由という名の反逆の歴史です。神様を認めず、それぞれが自分の道を進んだと士師記の最後には書いてあったように思います。
反逆する人間にとって、従うことは最も難しいことです。それは自由とは真逆のことのように感じるからです。神様は、人間をロボットのように従うプログラムがされた機械ではなく、自分の意志で神様に従う存在として創造されました。だから、従わないことも選択できますが、従う自由もあるのです。
 私は、キリストの十字架の自分にとっての意味を知ると、もう反逆の人生にはお別れしました。この人生は、神様に与えられた人生であることを感謝します。私は、喜んで主に従う自由を選択します。


22人間を豊かにするのは主の祝福である。
人間が苦労しても何も加えることはできない。



 人間にとって幸せとは何か?
今読んでいる本には3つの幸せのことがあり書いてありました。
一つはセロトニン的幸福 (朝日を浴びてすがすがしい、運動して気持ちいい)
一つはオキシトシン的幸福(仲間と会うとうれしい)
一つはドーパミン的幸福 (相手に勝った、目標を達成できた)
人間の脳内物質の分泌によって幸福を分類していました。
その本の中には、幸せはドーパミン的な幸福だけじゃないよということが書かれていました。勝負で勝っただけが幸福ではない、ということです。
 今日の御言葉は、人間を豊かにするのは主の祝福とあります。
祝福というと結婚式をイメージしますが、
神様が結婚を認めることを祝福というのだと思います。
ですから、主の祝福とは、その一人の方を神様が認めておられることが祝福です。キリストの十字架は、まさにその証明です。
 今日、他人や家族に認められなくても、イエス様は私を、そしてあなたを無条件で認めてくださる方であることに、感謝します。


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