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神様の約束:聖書をめぐる旅12/26

12/26(日)
 以前読んでいた聖書箇所で、ダビデの人口調査が神様を怒らせたのは何故なのかという疑問がありましたが、今日の歴代誌上27章にそのヒントがありました。そして、詩編105編も、不思議と同じことがシンクロされて語られています。主のお名前の一つは「不思議」ということを思い出しました。

歴代誌上27章 

23ダビデは二十歳以下の者を人口に加えなかったが、それは主がイスラエルを空の星のように数多くすると約束されたからである。 24ツェルヤの子ヨアブはその数を数え始めたが、数えきることはできず、数え始めたために御怒りがイスラエルに臨み、その数は、『ダビデ王の年代記』の記録に載せられなかった。

→イスラエルの人を空の数のように多くするという神様の約束は、創世記15章5節に出てきます。これは、アブラハムに語られた約束です。人間は約束を、都合よく忘れがちな存在ですが、神様は忘れません。アブラハムの時代に語られたことを、不信仰になったダビデの時に戒めているところが、すごい話です。
アブラハムに語られた約束をもう一度おさらいすると、次の3点になります。
 第一は、アブラハムを通して万民が祝福を受けること、
 第二は、子孫が星の数ほどになること。
 第三は、約束の地(カナン)を受け継ぐということです。
そして、アブラハムの子孫としてイエスキリストがお生まれになり、イエスキリストをとおして、この約束が私たちにも影響が及んでいることに、感謝しかありません。


詩編105編

8主はとこしえに契約を御心に留められる
千代に及ぼすように命じられた御言葉を
9アブラハムと結ばれた契約
イサクに対する誓いを。
10主はそれをヤコブに対する掟とし
イスラエルへのとこしえの契約として立て
11宣言された
「わたしはあなたにカナンの地を
嗣業として継がせよう」と。
26主は僕モーセを遣わし
アロンを選んで遣わされた。
42主は聖なる御言葉を御心に留め
僕アブラハムを御心に留められた。
43主は、御自分の民を喜びのうちに
選ばれた民を歓呼のうちに導き出された。
44主は彼らに諸国の土地を授け
多くの民の労苦の実りを継がせられた。

→今日の聖書箇所は、シンクロしています。
異なる聖書箇所なのに、伝えていることは「約束を守られる神様」です。
神様がアブラハムと結ばれた約束を、私たちは見る時代に生きています。
そして、アブラハムの末としてイエスキリストがお生まれになり、イエスキリストを信じる私たちも、その祝福の恵みにあずかっています。
キリストを信じる人たちが星の数ほどになり、空中で神様に出会う時、空の星のように多くの人たちとご一緒したいです。

 


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