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ひとりのみどりごが:聖書をめぐる旅 4/10

4/10 (日)
 ヨブの叫びを聞き、3人の友とエリフのアドバイスを聞き、この膠着状態がいつまで続くのか?と思っていました。ある動画で、高校生の女の子の横で、牧師さんがこう祈っていました。「イエス様、彼女に直接かたりかけてください」、そして、一緒に祈っていた高校生の女の子は祈りの中で、神様の声を耳にするのです。私たちは、神様の分まで自分の役割にしているのかもしれません。ヨブに必要なのは、神様との関係の回復です。

ヨブ記34章


 1エリフは更に言った。
2知恵ある者はわたしの言葉を聞き
知識ある者はわたしに耳を傾けよ。
13誰が神に全地をゆだね
全世界を負わせたというのか。
21神は人の歩む道に目を注ぎ
その一歩一歩を見ておられる。
35「ヨブはよく分かって話しているのではない。
その言葉は思慮に欠けている。
36悪人のような答え方をヨブはする。
彼を徹底的に試すべきだ。
37まことに彼は過ちに加えて罪を犯し
わたしたちに疑惑の念を起こさせ
神に向かってまくしたてている。」

 そこまで言っちゃおしまいよ
といいたくなるほど、ヨブのことをエリフは否定しています。
何故か、言葉数が多いエリフの言葉は私の中に入ってこず、
おそらくそれは、全否定されているヨブの心にも入ってきていないように思います。
エリフは、励まそうとして話しているのか、否定しようとして話しているのかわかりません。
ただ、本人が動くハンドルを握っているのは、本人自身なので、ヨブが動くには、違う方法があるように思います。
静かに、彼に神様が語り掛けてくださるように祈る方がよさそうだと思いました。

イザヤ書9章

5ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。
15この民を導くべき者は、迷わす者となり
導かれる者は、惑わされる者となった。
17まことに悪は火のように燃え
茨とおどろをなめ尽くす。
森の茂みに燃えつき、煙の柱が巻き上がる。
18万軍の主の燃える怒りによって、地は焼かれ
民は火の燃えくさのようになり
だれもその兄弟を容赦しない。

 イエス様がこの世に赤ちゃんとして誕生することが、ここに書かれています。彼の名前で、目を引くのは「平和の君」です。
人間同士の平和もありますが、この君は、神様と人間を和解させる役割の
君です。それゆえ、私たちキリストの体も、神と人の和解できるように祈る者です。
 ただ、残念なのは、平和の君の到来が宣言されているにも関わらず、後半でユダの民は、主なる神様から離れて、自分勝手な道を歩んでいます。

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