見出し画像

サムソンの怒り:聖書をめぐる旅 8/9

8/9(月)

聖書の中の怪力No.1のサムソンは、だまされて妻を他の男にとられてしまいます。自分の家に戻ったはずが、入れてもらえない・・・サムソンがとった行動は?1ペトロ4章には、終わりの時への警告が語られています。


士師記15章

父は言った。「わたしはあなたがあの娘を嫌ったものと思い、あなたの友に嫁がせた。妹の方がきれいではないか。その妹を代わりにあなたの妻にしてほしい。」

 サムソンが妻の元に来ると、その父がその家に入れさせず、勝手に娘をほかの男に嫁がせた事実が判明します。しかも、妹を妻にして欲しいと。サムソンの怒りが爆発します。ジャッカル300匹を捕まえて、2匹ずつしっぽを結びそこに松明を括り付けて、収穫間際のペリシテの麦畑に放ちます。さらに、そのことに怒り攻めてきたペリシテ人を返り討ちにします。妻を奪われた夫の怒り、それよりももの悲しさを感じます。

15彼は、真新しいろばのあご骨を見つけ、手を伸ばして取り、これで千人を打ち殺した。
(中略)
18彼は非常に喉が渇いていたので、主に祈って言った。「あなたはこの大いなる勝利を、この僕の手によってお与えになりました。しかし今、わたしは喉が渇いて死にそうで、無割礼の者たちの手に落ちようとしています。」

 サムソンは1000人を打ち倒す時には祈りませんでしたが、喉が渇いた時に神様に祈ります。サムソンにかかると、なんでも武器になり、1000人を打ち負かしたのは最新の武器ではなくろばのあご骨です。この力強いサムソンも、神様の前に祈ることを行っているのは、私たちも学びたいと思います。水を求める姿は、今日聖霊様を求める私たちの姿に通じます。

1ペトロ4章

7万物の終わりが迫っています。だから、思慮深くふるまい、身を慎んで、よく祈りなさい。 8何よりもまず、心を込めて愛し合いなさい。愛は多くの罪を覆うからです。

 終わりの時が迫っているという警告がここでも語られています。世界の状況、日本の状況を見ても、今までにはありえないことが起こっています。これらは、私たちの思いを終末へと駆り立てます。聖書が終末をどのように預言しているか?終わりの時代、携挙という不思議なことが起こります。キリスト者が忽然と地上から消えます。空中にあげられてキリストに出会います。そして地上では、反キリストが立ち7年間の大患難時代があり、最後にキリストが地上に再臨されます。黙示録の記載です。

10あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。

 私たちは賜物を授かっているとあります。これは既にキリストを信じる者に与えられているプレゼントです。これらを生かして、互いに仕えあうことが書いてあります。見せびらかすのではなく、仕えあうこと。これが、キリストの体の役割です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?