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故人の名が絶えてしまわないため:聖書をめぐる旅 8・19

8月19日(木)<示された聖書の箇所→学び>
 ボアズは、自分の責任を果たしルツとの結婚を宣言します。そして、このボアズとルツの子孫がイスラエルの偉大な王につながります。
 ヨハネによる手紙は真理についてそして、手紙の送り主の思いを伝えてくれます。

ルツ記4章

9ボアズはそこで、長老とすべての民に言った。
「あなたがたは、今日、わたしがエリメレクとキルヨンとマフロンの遺産をことごとくナオミの手から買い取ったことの証人になったのです。 10また、わたしはマフロンの妻であったモアブの婦人ルツも引き取って妻とします。故人の名をその嗣業の土地に再興するため、また故人の名が一族や郷里の門から絶えてしまわないためです。あなたがたは、今日、このことの証人になったのです。」

→ボアズは、ルツの夫の土地を買い取り、ルツも妻としたことをここで宣言しています。ヨベルの年という習慣がイスラエルにはありました。7年ごとに、手放していた土地が元の持ち主に返すという習慣で、神様から与えられたものです。元の持ち主に帰るということを考える時、私たちの創造主の元に帰ることを思います。私たちが、イエス様の元に立ち返ることは、創造主にとっていたって自然ことのように思います。

12どうか、主がこの若い婦人によってあなたに子宝をお与えになり、タマルがユダのために産んだペレツの家のように、御家庭が恵まれるように。」

→人々がルツのことを祝福したとおり、ルツから生まれた子がやがてダビデにつながる家系になります。落穂ひろいをしていたルツが実は、神様に祝福された家系につながっていることが、興味深いです。私も、今日与えられている土地を喜んで耕したいと思います。

第2ヨハネ1

2それは、いつもわたしたちの内にある真理によることで、真理は永遠にわたしたちと共にあります。

→ヨハネの手紙は、やはり哲学的な表現が多いです。真理は永遠に私たちと共にありますという強い宣言になっています。そして、「私は、道であり、命であり、真理である」とイエス様が語られていたことを思い出します。

12あなたがたに書くことはまだいろいろありますが、紙とインクで書こうとは思いません。わたしたちの喜びが満ちあふれるように、あなたがたのところに行って親しく話し合いたいものです。

→ヨハネは手紙を書いていますが、望んでいることはその送り先へ行って、親しく話すことを望んでいます。手紙は送り主の思いを届けるものです。この手紙をとおして、イエス様の思いも、文字だけでなく、私たちのいるところに行き、親しく話すことかと思いました。私にとっては、この聖書の御言葉の時間が生きる糧、そして自分への自信につながります。

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