見出し画像

共におられる方:聖書をめぐる旅 2/18

2/18(金) 
ネヘミヤ記6章は、敵の数々の攻撃の中に会ってもネヘミヤは城壁工事を前進させます。箴言9章は、叱ること、叱られることを思いめぐらしました。

ネヘミヤ記6章

2サンバラトとゲシェムはわたしのもとに使者をよこして、「オノの谷にあるケフィリムで会おう」と言った。彼らはわたしに危害を加えようとたくらんだのであった。
その手には開封の手紙があった。 6そこには、こう書かれていた。
「あなたとユダの人々は反逆を企てていると、諸国のうわさにもなっているし、ガシュムも言っている。城壁を建てているのはそのためであろう。あなたはユダの人々の王になろうとしているということだ。 7また、あなたはあなたのことを宣言する預言者をエルサレムに立てて、ユダの王だと言わせているそうだ。今このうわさは、王のもとに届こうとしている。早速相談しようではないか。」 8そこでわたしは返事を送った。「あなたの言うことは事実に反する。あなたの勝手な作り事だ。」
彼は言った。
「神殿で会おう、聖所の中で。
聖所の扉を閉じよう。
あなたを殺しに来る者がある。
夜、あなたを殺しにやって来る。」
11しかし、わたしは言った。「わたしの立場にある者は逃げることはできない。わたしのような者で、聖所に入って、なお生き長らえることのできる者があろうか。わたしは入らない。」 12彼は神が遣わした者ではなく、トビヤとサンバラトに買収されてわたしに預言したのだということをわたしは悟った。
15城壁は五十二日かかって、エルルの月の二十五日に完成した。 16わたしたちのすべての敵がそれを聞くに及んで、わたしたちの周囲にいる諸国の民も皆、恐れを抱き、自らの目に大いに面目を失った。わたしたちの神の助けによってこの工事がなされたのだということを悟ったからである。

→敵の攻撃が激しくなっています。
ネヘミヤを呼び出して人のいないところで痛め付けようとする。
ネヘミヤのありもしないウワサを作り出し言葉で攻撃する。
恐いと思ったのは、味方を買収して預言させ、罪を犯させようとしたこと。
 しかし、神が共におられるネヘミヤは、敵の魂胆をことごとく見破り、誘いにはのりません。

 この世での神様の働きに対する攻撃も同じようなものかと思いました。
見えないところの攻撃や、ウワサ、そして嘘。
それゆえ、祈りが大切なのだとあらためて思わされました。
この戦いは、血肉の戦いではないということですね。

 城壁は52日で完成し、神の助けがあってこの工事が終わったことが知れわたります。ネヘミヤから学ぶことは、共におられる方がいるということの助けと励ましです。
 

箴言9章

8不遜な者を叱るな、彼はあなたを憎むであろう。
知恵ある人を叱れ、彼はあなたを愛するであろう。
9知恵ある人に与えれば、彼は知恵を増す。
神に従う人に知恵を与えれば、彼は説得力を増す。
10主を畏れることは知恵の初め
聖なる方を知ることは分別の初め。

→年齢を重ねると叱られることが少なくなります。
それは、いろいろなことができるようになったというよりも、
周りが気を使って、そっとしておいてくれるようなことです。
それはちょっと残念なことです。

組織で仕事をしていることで、いいことは上司が相談にのってくれることです。また、時に叱咤激励してくれることです。
ただ、ここ1年の間は叱咤激励というよりも、
自分の想像以上の山を動かす試練の中にあり、1日1日その山のかけらを運んでいるような日々です。
この年齢になっての力仕事は体にこたえますが、ある意味これも鍛錬という意味かと思っています。

この仕事は誰の仕事か?
この仕事は何のためにしているのか?
この仕事はどんな効果があるのか?

今は、自分で自分を叱りつける時かと、思います。
祈りつつ、共におられるイエス様に励まされて、少しずつですが前進しています。今日も、みなさんの歩みに、イエス様の励ましがありますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?