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2人の王:聖書をめぐる旅 10/25

10/25(月) 
ソロモンの治世の後を継いだレハブアム王は、王国を分裂させてしまいます。ヤロブアムが10の部族を治め、レハブアムはユダの2つの部族をおさめることになります。しかし、両者とも、神様と共に歩んでいない様子が見受けられます。
詩編43章は、私にとっても思い出深い章の一つです。

列王記上12章 

3ヤロブアムを呼びに使いが送られて来たので、彼もイスラエルの全会衆と共に来て、レハブアムにこう言った。 4「あなたの父上はわたしたちに苛酷な軛を負わせました。今、あなたの父上がわたしたちに課した苛酷な労働、重い軛を軽くしてください。そうすれば、わたしたちはあなたにお仕えいたします。」
13王は彼らに厳しい回答を与えた。王は長老たちの勧めを捨て、 14若者たちの勧めに従って言った。「父がお前たちに重い軛を負わせたのだから、わたしは更にそれを重くする。父がお前たちを鞭で懲らしめたのだから、わたしはさそりで懲らしめる。」
28彼はよく考えたうえで、金の子牛を二体造り、人々に言った。「あなたたちはもはやエルサレムに上る必要はない。見よ、イスラエルよ、これがあなたをエジプトから導き上ったあなたの神である。」 29彼は一体をベテルに、もう一体をダンに置いた。 30この事は罪の源となった。民はその一体の子牛を礼拝するためダンまで行った。


ダビデの家は次のレハブアムの代に来て、分裂してしまいます。長老の勧めに耳を貸さず、若手の言葉に従う決断をして、民に労役をさらに加えたからです。
レハブアムに対するヤロブアムも、王権に加えて神様に祈る場所を勝手に作って金の子牛を拝ませています。神様に背を向ける王の世代が始まり、闇は増すばかりです。

詩編43章

3あなたの光とまことを遣わしてください。
彼らはわたしを導き
聖なる山、あなたのいますところに
わたしを伴ってくれるでしょう。
4神の祭壇にわたしは近づき
わたしの神を喜び祝い
琴を奏でて感謝の歌をうたいます。
神よ、わたしの神よ。


この聖書箇所は忘れられないところです。子どもの名前を決めるため、詩編を丹念に調べていた時にたどり着いた箇所だからです。「まこと」と「琴」をキーワードに名前を決めました。答えが欲しいとき、聖書のみ言葉もに立ち返ると、不思議とヒントが与えられます。特に、苦境をさまよったダビデの詩から、励ましを受けます。

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