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NLPトレーニング受講記録 #6

はじめに

 前回に続き、今回も、パート・インテグレーションの実践を中心にワーク。普段からコーチを実践しているメンバが互いに忖度なくフィードバックをし合うので、本当に学びが深い。おそらくNLPプラクティショナーのレベル感ではないのだろうが、この場が本当にありがたいと感じます。


パーツインテグレーション1回目(プラクティス実践)

やってみたこと

 パート・インテグレーションの内容は前回と同じなので、割愛させていただきます。

やってみた気づいたこと

 前回のフィードバックを元に、相手の言葉を待つ、相手の言葉を誘導しない、ビジュアルも含めて相手とイメージを共有する、ことを意識しました。結果的に、プラクティスの実践に70分以上もかかりました。おかげもあり、自分の中でも丁寧にパートに向き合うことができました。

  • クライアント役からのフィードバック

    • 一緒にビジュアライズしたパートの見え方が、対話とともに変化(対立しているパートに対する様子が軟化)していく様を観察できたのが面白かった

    • パートが成し遂げたいと思っていること(肯定的意図)と、描いているイメージが同期するのを感じられたのが面白かった

    • 進め方、質問の仕方が丁寧だと感じた。

    • 話しながら、パート同士が勝手にくっつきそうだったので(葛藤が解消されてしまいそうだったので)、プラクティスの進行上少し早すぎると考えて統合を抑えた(うまく行き過ぎた)

  • トレーナーからのフィードバック

    • 葛藤の統合に慎重になりすぎている印象だった。途中、いい感じのところで自分でパートを自分の中に戻してください、という進め方でもOKだと思った。完全に混ざらなくとも、多少なりにも混ざればOK。

ポジションチェンジ(プラクティス実践)

 自身を中心に、3つのポジションを設定して、物事を解釈する視点を増やすためのワーク。物理的に席を移動して異なる視点に立つことにより、見えかたがガラリと変わることを体験できた。

やってみたこと

やってみたことは、下記の通りなので割愛。

やってみて気づいたこと

 殊の外うまく言った、というのが第一印象。意識したことは、可能な限りクライアントの発言に口を挟まない。あとは、ノートに可能な限りクライアントの発言をそのままメモすることで、追体験をすること。
 クライアント役の方からも、「もっと感情的になるかと思ったが、自分が見えていなかった点に気づくことになり、感情的になる以前に自分が状況を見れていなかったことに気づいた」とのフィードバックを貰いました。
 トレーナーの方からは、「客観的にみて、よいセッションだった」とのお褒めの言葉を頂きました。
 ひとえに介入を避けて、クライアント役の方に話してもらったことが良かったと思います。他方、言葉が出てこないクライアントの方もいるかと思うので、そのようなケースではどう振る舞うのが良いのかは、今後の課題です。

パーツインテグレーション2回目(プラクティス実践)

やってみて気づいたこと

 前回からの課題であるパートの肯定的意図のチャンクアップが課題。経験が少なすぎて、曖昧な理解のまま葛藤を持つパートを統合して終わりにする、のような感覚を持ってしまい、うまく勘所をつかめていない感じがあった。今回でトータル3回目の実践なので、10倍の30回くらい実践を積んでみると勘所が見えてきそうな感覚はあった。

  • クライアント役からのフィードバック

    • 質問や進め方について若干のアレンジが入っているとは感じたが、やりにくいと感じることはなかった

    • 質問の際に過去の回答を復唱されることで、思考(顕在意識優位)に戻ってしまい、潜在意識優位になることを阻害されている感じはあった(この辺は、オブザーバーからのクライアントセンターではないように感じた、に通じる)

    • 自分のクライアント理解を深めようとした結果、クライアントが心地よく進めるペースになっていない感じは若干だが受けた

  • オブザーバーからのフィードバック

    • 流れとしてはきれいに進んでいた感はあるが、ちょっと引っかかった。一番明確な引っ掛かりは、パートを統合する時点でジャッジメントが入ったと感じたこと、次に否定的な表現から入ったこと。
      → これは自分も「やってしまった」と感じた箇所だったので指摘されて、流石だな、と思った。

    • アレンジを加えようとしているという感覚、受け取って何かを加えて返している感じがあった。その表現がクライアント役に負担なく届いているかどうかは懸念だった。クライアントセンターではない感じ。

      • クライアントに問う際に過去の発言を復唱して整理している。この小さな行動が積み上がって結果的に誘導しているようにも見える、クライアントが負荷に感じていないかどうかは心配

おわりに

 前回に引き続き、今回もパーツ・インテグレーションを実施したのですが、まだ実践が不足していると感じました。次回も継続します。そして、次回は、自分がクライアント役になって、自身の葛藤の解消にトライします。

自分の葛藤に関して、発生するトリガーや反応はこれからもう少し整理したり分析していくのですが、現状認識として、

自身ができることを小さく積み上げていきたい
自己評価の基準は高く設定しておきたい

の両者が葛藤しており、自身・周囲の評価を素直に受け取れない。具体的には評価されると恥ずかしさから謙遜して受け取らない。他方、自己評価が低くなりすぎて苦しむという葛藤があります(こじれているだけです)

NLPを自身を実験台に体験できるという意味で、すごくワクワクしてます!!

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