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★本日の素材~ニシン★

今日はニシンの干物を作ります!!
ニシンの子供は「数の子」と言って意外と親よりも有名だったりしますが、なかなかどうして親も捨てがたい。
ニシンは真イワシの仲間、というより真イワシがニシン科に属しているので真イワシがニシンの仲間ということになりますが真イワシほど濃い味ではなく、それでいてニシン独特の味わいがあり、私もかなり好きな干物の1つです。
また、ニシンや真イワシは骨がいっぱいあって苦手と言う方も多いのですが、干物は開いてあるので直火を当てれば腹骨は焼けちゃいますので骨ごと食べられます。さすがに中骨は無理ですけど・・・。

ニシンの干物と言えば「身欠きニシン」と言って腐りやすい内臓をとってしっかり乾かし、それを「ニシンそば」を代表として色々な料理で食べるというのが昔からの一般的な干物で、あまり開いて干物にするということはなかったようです。かく言う弊社も最初は販売しやすい身欠きニシンを作りました。ただ、開かない状態で焼くと腹骨がどうしても気になる!! そこで普通に干物にしたら腹骨は食べられて、また、そこが一番脂のあるところなので開いた方が美味しく、食べるところも多くなるということで干物にしてます。

「タケノコの親勝り」という諺があるように、現時点で知名度では゛数の子の親勝り゛なのかもしれません。実際にニシンの卵が数の子というのを知らない人も多いとは思います。
しかしながら、ニシンは決して親勝りではなくニシンにはニシンの良さがたっぷりあります!! 数の子だけでなく、親も是非食べてみてくださいね。

ニシン干物 1枚

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