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【個人向け】医療保険の選び方 長編だけどこれだけ読めばだいたいわかる!

こんにちは。保険の知識普及マンのやまほんぬです。

皆さん多数のご連絡ありがとうございます。

本日は、コロナやがんなど昨今注目されている医療保険(≠生命保険)について問い合わせが多いので皆さんが選ばれる際に注目していただきたいことを書いていきたいと思います。
生命保険に関しては、必要補償額というものや積立型がいいかどうかはお仕事や家族構成、遺産の有無などによって変わっていきます。

今回は
①背景・前提知識
②おすすめのたてつけ
③考え方 ~何に備えるべきなのかは人によって違います~
④2つの大きなタイプのご紹介
⑤個人的にどういうものがいいのかおすすめ(めんどくさい方はここだけお読みください)

以上五点で説明します。

①背景・前提知識

医療保険とはそもそも何なのか。入院・通院時にかかる費用を補償するものです。通院に関しては、風邪などの通院までは出ず、特定の症状や先に入院を伴ったものに対して補償するものが一般的です。以後、主に入院した時のことを想定して話を進めます。
一般的に健康保険加入すれば治療費は3割(年齢によっては1割)負担で、尚且つ、高額療養費制度で一か月あたりの負担は上限があります。(年収などで人によって変わりますが、約8万円~)
しかしながら、実際病院に支払う金額は上記に収まりません。食事療養費、差額ベッド代金などは全額負担です。
差額ベッド代金は個室や1部屋あたりの病床数が4床以下で諸条件を満たしている場合に発生します。代金は病院によって様々ですが1泊1万円前後から10万円を超えるようなものまであります。
昨今の医療技術の発達で、医療の高額化や入院の短期化(通院に切り替えが早められる)が進んでいます。10数年前と比較して1日当たりの治療費は平均で2倍近く(23000円)ほどになったというデータもあるほどです。
医療費に関しての各種データや知識はまだまだありますが、基礎の基礎ということで以上をとりあえず意識してください。

②おすすめのたてつけ

ここでは、補償内容が決まったとして、どのような形で加入するべきかというものをおすすめします。
いたってシンプルです。補償ごとに違う保険に入るのがおすすめです。
理由は簡単で、生命保険や医療保険は人生のフェーズ毎で必要と言われる補償は違います。また、昨今のコロナなどで予想もしないお財布事情で保険料の負担が厳しくなって調整したいなど変わってくることも様々です。健康状態にもよっても変わります。
商品にもよりますが、細かい調整がしにくいことも多々あります。つけ外ししやすくなるよう別の保険で対応するのがいいでしょう。具体的には、生命保険と医療保険と傷害保険などは分けて入りましょうということです。
しかしながら、そうすれば管理が大変だというのもわかります。なので担当者(営業マン)を同一にして管理をお任せするのがいいかなと思います。

③考え方 ~何に備えるべきなのかは人によって違います~

それでは具体的に中身を見ていきます。今回は、医療保険にフォーカスをあてたいと思います。
医療保険とは、病気になったときの医療費の補填を目的にしたものです。テレビなどでも「入院1日●●円!」といったものや、最近ではがんの通院に関する費用も補償しますといったものまで目にすることが多いと思います。入院したら一時金で〇十万円といったものもありますよね。また、お金が原因で治療法が制限されたり、ベストな治療が選択できないのも厳しいところです。
医療保険に求められるのは大別して以下3つに分けられると思います。もちろん複数当てはまる人(私もその一人)も多いでしょう。
Aタイプ
治療費は何とでもなるが、入院(休業)している間の収入減が問題だ!!
Bタイプ
収入(生活費)は会社の傷病手当金などで何とかなるが、医療費が大変だ!!
Cタイプ
健康保険で賄えない入院の諸費用や先進医療、また自身の入院の間の家事代行やペットホテル代などの追加でかかる費用が心配だ!!
Aタイプの人は、中小企業の社長さんや歩合で給料が変わる営業マンなどが比較的当てはまるのではないでしょうか。もちろん治療費も欲しい方も多いと思いますが・・・
Bタイプの人は、主に企業にお勤めの方々や公務員の方かと思います。もちろん長期の入院により手当金が給料の満額出ないとか残業代などの手当が出ない分は補償したいという方も多いでしょう
Cタイプの方は、お子さんや親御さんを扶養している方など家族をお持ちの方かと思います。
ちなみに筆者は、そんなに貯蓄が無いので治療費も収入も心配ですし、病気した親を見てて、入院するなら個室が絶対いいと思っているので諸費用も補償欲しいと思っております。

④2つの大きなタイプのご紹介

先ほど、人のタイプ別に分けましたが、次は補償内容を分けたいと思います。
 1.定額タイプ
これは昔から存在する一番ポピュラーなタイプの補償です。実際かかった費用とは全く関係なく、1日入院●円と一度の入院で△円と言った補償です。先ほどのAタイプの人や、一部のCタイプの人にはこのような補償が向いているかと思います。
メリットとしては、治療が簡単(高額化しない)だが経過観察などで長いこと入院することになったりすると思いがけずに得することになる可能性があります。デメリットとしては、治療が高額化したり短期化すると多量の手出しが発生する可能性が高いことです。昨今の医療技術の進歩によりこの傾向は非常のあります。おばあちゃんが保険で儲けて帰ってきたというのは今ではほぼありません。
 2.実費タイプ
こちらは、名前の通りかかった費用を実費で補償するものです。商品によって様々ですが、診療報酬点数や領収書をもとに保険料の決定をします。上記のBタイプの人や、とりあえずお金の心配せずに治療を受けたいという方にはお勧めです。
メリットとしては、お金の心配をせずに治療が受けられること(これにより最新の高額な治療も積極的に受信できる)が大きいです。また商品によっては個室代やベビーシッター代金なども実費で出ることがあるので、健康保険適用外の費用も安心です。デメリットは、得をしにくいことなので収入の補填として考えている方には物足りないこともあるかと思います。しかしながら、高額療養費制度や昨今のコロナの公費負担などとの併用でかなりの金額が手元に残る可能性がある補償内容もあります。長くなりますので詳しく聞きたい方は問合せお願いします。

⑤個人的にどういうものがいいのかおすすめ(めんどくさい方はここだけお読みください)

上記を踏まえ、私(アラサー・独身・一人暮らし)が入るならどうするか。商品名はここでは出しませんが実在するものを想定してお話します。
大きな軸として、治療費は実費型で加入します。診療報酬点数×3円(俗にいう3割負担の部分)の補償を軸として、個室代や交通費なども実費で補償も追加し、入院中に家事代行サービスを頼んで退院後快適に過ごせるようにします。また、同室の患者のいびきで寝れないとか嫌ですし、仕事の電話もかかってくるかもしれませんので必ず個室にも対応できるようにします。
先進医療費用のオプションもそんなに保険料が上がらないのでつけますね。これで治療費に関しては万全の備えです。
一応会社員なので、日額や定額の補償はつけずとも、入院していてもしばらくの間は家賃なども払えると思います。独立したりすれば家賃を日割りした日額の定額補償をつけてもいいかなとは思いますが、最悪払えなければ実家に帰ります笑
上記のプランで加入時の年齢が30歳の場合、月々約3000円弱で10年間加入できます。月々500円ほどの追加で日額3000円をセットできるので、お見舞い返しなど余計な費用のために追加してもいいかもですね。
コロナで入院した人がこれで70万以上手にした例なども報告があがっておりますのでまあなんとかなるかなといったところです。
あと、最近の特定の病気に手厚い保険に関しては、基礎となる保険を別で張った上で対策されるのがおすすめです。がん保険とかコロナ保険とか・・・

長くなりましたがこれだけ読んどけば大丈夫!医療保険の選び方コーナーでした。

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