山口 雄大 | 地域を紡ぐコトノハナ企画室

人を起点に地域を紡ぐマーケター。 「やまとうたは、人の心を種としてよろづの言の葉とぞな…

山口 雄大 | 地域を紡ぐコトノハナ企画室

人を起点に地域を紡ぐマーケター。 「やまとうたは、人の心を種としてよろづの言の葉とぞなれりける」 言葉を大事に、地域を次世代へつなぐ。 宮崎県西都市のまちづくり会社でも働いています。 座右の銘は「ニンゲンのエネルギーはニンゲン」

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30年“前”の限界集落から、30年“後”の限界集落を考える。

突然ですが質問です。 あなたはこれを見て、何を感じますか? 写真を上下に並べていますが、これね、ほぼ同じ場所なんです。 西都市内にある「寒川集落」という場所。 1989年3月、この寒川集落は集団離村により、400年の歴史に幕を下ろしました。 (※厳密にはその後もお住まいになられていた方はいらっしゃったそう) いわゆる「廃村」というやつです。 それでは改めて問います。 あなたはこれを見て、何を感じますか? 悲しいですか? 寂しいですか? 虚しいですか? 悲しい

    • Local Marketing Camp in対馬 | レポート

      本記事について目的 今回、ローカルマーケティングキャンプin対馬に参加させていただき、実際に対馬の観光資源を体験した。 実体験を経た上で、対馬観光におけるターゲット・オケージョン・プレファレンスを考え、対馬のプレミアムを自分なりに定義することを目的としています。 背景 今回、対馬の観光資源を実際に体験しながら、参加メンバーと観光マーケティングに関して議論を深めた。 その中で、「本土(九州)よりも韓国の方が、距離的に近い」という地理的条件から、国境・海外への窓口としての

      • 人口減少の今、廃村となった集落「寒川」について考える。

        人口が減少している日本。 まあ各地で「限界集落」とかなんとか、話題にあがりますよね。 減っているのだから当然、無くなる集落は出てくる。 それは理論的に、わかる。 でも、「仕方ない」で終わらせていいのか? 理論が通っていればそうなってよいのか?そこに住まう人の気持ちは? しかし一方で、情緒的な感情だけで集落を存続させる方向に動くことは、果たして正しいのか? そんな問いが生まれまして。 じゃあ、実際に体験しようじゃないか、と。 私の住む宮崎県西都市に、廃村となった「寒川集落

        • マネジメントには最低限の仕組みと想いの共有が必要だよね、という話

          (※見出しの画像は話題にあったものをAIで生成しています。笑) 会議で、 「この人、月の目標を達成していないので、制裁が必要なのではないか?」 という議論が起こった。 数ヶ月連続目標未達で、組織としては我慢の限界なのかもしれない。 いや、確かに、そういう痛みは必要だと思う。し、是正もしていかなくてはいけないのは確か。 痛み無しのマネジメントなんて、性善説であって、 私もどちらかというと性善説を信じたいニンゲンなのですが、 性善説だけで動くと、信じている方がすり減ったり痛い

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          アリにもキリギリスにもなれなかったアラサーマーケター

          自己紹介をします。 -------------------- 「お前は器用だな!」 そう言われてここまで来た。 同期・先輩・後輩、限らず色々な人から。 当時は「褒められているのだ」と思っていた。しかし現実は違った。 いや、実際には褒められていたのかもしれないが、僕はその言葉に甘んじて努力をしてこなかった。努力をせずともなんとかなってしまっていたのである。 -------------------- 小中高と、テストではいつも上の下。 中学時代、学年で片手の指に入るほどの成

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