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8.2. 火山の地形
火山の形は、マグマの粘り気(粘性)の違いによって変わります。サラサラなマグマは地表をなだらかに流れてハワイの火山のような盾状火山を作り、ドロドロのマグマは火口付近で盛り上がった鐘状火山(溶岩ドーム)を作ります。その中間の粘り気のマグマは、富士山のような成層火山を形成するのです。富士山は、今日まで何度も噴火した複成火山ですが、山口県萩地域の阿武火山群や伊豆半島や福江島などには、1度噴火したら同じ場所で2度と噴火しない単成火山があります。単成火山は複成火山にくらべてとても小さい火山がたくさん出来るのが特徴です。また、北海道の洞爺湖や熊本の阿蘇山などは、噴火によって地下に空洞ができて、火山が陥没してカルデラという丸い盆地を作ります。
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