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夏を感じられる、おもしろ商標


危険なほどに暑い季節

 口を開けば「暑い」しか出てこない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 早く暑い時期が去って欲しいと思う一方、せっかくだから夏を味わいたいような気もします。
 というわけで、夏を感じられる登録商標を、集めてみました。

1.飲める氷のう(商標登録第6808257号) 指定商品「飲料⽔」

 氷のうと聞くだけで、あの冷たい感覚が思い出されます。
 それが飲めるなんて、夏に聞くととても心地いい光景です。
 
 詳細は不明です。
 氷のうの形状のボトルに入った飲料水でしょうか。見た目にも涼しげです。

2.⾼級梅⼲し作りませんか(商標登録第6496428号) 指定商品「梅干し」ほか

 通常、「高級梅干し」という梅干しの商標を出願した場合、商品の品質をそのまま表しているだけの名称(造語性がない)として、登録されません。
 しかし、「作りませんか」を付けたことで、造語性が認められたといえます。

 こちらは、青梅とシソ、塩で、梅干しを手作りできるキットです。
 夏らしい楽しみを、丁寧に勧められている気になりますね。

3.いつまでも磯の中(商標登録第6802519号) 指定商品「食用魚介類」ほか

 単に魚介類を「新鮮」と表現しても、商品の品質をそのまま表しているだけなので、商標登録されません。
 しかし、陸に揚げられたとは思えないほど新鮮、つまり「いつまでも磯の中」と表現したことで、造語性が生まれたといえます。

 詳細は不明です。
 磯の香りが漂って来そうなネーミングですね。

4.タメィロゥ(商標登録第6750085号) 指定商品「野菜」ほか

 「タメイロゥ」、一瞬何のことかと思いきや、指定商品が「野菜」というのでピンと来るのではないでしょうか。
 英語で忠実に発音した場合の「トマト」です。

 こちらは、「中学時代、英語の時間にトマトを『タメイロゥ』と流暢に発音したら皆に笑われた」というトラウマを持つ農家による、トマトです。
 英語の授業あるあるを商品名にするとは、驚きです。

まとめ

涼しげな川の写真

 夏を感じられる商標を集めてみました。
 熱中症対策をしっかりして、季節を味わいたいですね。

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