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人間の数は人生、その理解。

都会に出ると常に思う。人の数だけ人生がある。これ程多くの人がいて考えや生き方が異なるのだ。

山口大空という生き物はどれほどに微小で、日々の悩みすらも馬鹿馬鹿しいな、と。

涼宮ハルヒで触れた思考を、大人になっても抱え、良くも悪くも広い視野で捉えられるようになった。そんなことを前橋駅のベンチで考える。

私たちは、それぞれを生きる。大切そうにお茶と新聞を抱くおじさんも、イヤホンをつけた女子高生も、目を擦るサラリーマンも。こうやって、文を綴る私も。

みな考え方が異なり、みんなが生きている。
全てを理解することは不可能だが、それぞれが生きやすくなるには、お互いを理解しようとする必要がある。

繰り返すが全ての理解は不可能。環境も、性格も、考え方も何もかもが異なる私たちにとって、相手を理解しようとする姿勢さえあれば十分だろう。

理解のために、優しさは必要。
広い価値観や知識もあれば、ツールにはなるだろう。

それを学んだ私は、ODDSCHOOLや様々な場で多くの人と出会うのだ。それが必ずしも、自身の理解を広げ、多くの人生に寄り添えると信じている。

映画や作品として、発信したいのはあくまで人について。コンセプトの希望なるもの。の根本は人にあるから。

いつか私の作品がきっかけで、多くの人生を理解しようとする人が増えれば嬉しい。

少しでも優しく、多くの人々が生きやすい世界になればいい。

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