孤独(メモ)
今日(昨日)は破れた服を縫って、
お酒を買いに行って
ご飯を食べて
映画を2本見た
目の前に希望がある人生
明けない夜はないはずの毎日
今までの日々でいやというほどわかっているのに
深夜に外へ出ると
独りで闇に佇む自分を内側から見つめる
車は走っているけれど熱は感じられず
コンビニの店員は微笑む絵画のようで
家路を急ぐ人はナビされているみたい
この世界は自分一人なのかもしれない
そう思うと叫びたくなる
内側からクラクションを鳴らしたくなる
真夜中だから
この夜は誰が動かしているのか
それは自分以外の誰かだろう
家に帰ってシャワーを浴びる
グラス一杯のお酒を飲む
すると内側の自分は寝床に向かう
疲れたのか、諦めたのか
淀む毎日に光が差す
陽はまた昇るとわかっている
でも
カーテンは内側からしか明けられない
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