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レッスン徒然記

最近は全くの初心者の方にレッスンをすることも増えてきました。

以前までは、ある程度経験者ばかりレッスンしていたのですが、最近は、初心者の方も増えてDTMというものが、割と趣味としても普及しているのだと感じています。

ただしその中でも、難しさに断念される方も多いのも事実です。

DTMは確かに、音楽制作を作りやすくするツールにはなりましたが、全く音楽に触れたことがない人にとっては、はっきり言って難しい部類の趣味でしょう。(作りたいクオリティにもよりますが)

それは、スタートがDTMを学ぶと言うスタンスできている方が多いことからも伺えます。

音楽ソフトの使い方は、今の時代検索すれば、いくらでもでてきます。しかし、どのように
打ち込みをすれば良いかがわからないという方にたくさん出会いました。

音楽の基本の、ドレミ〜はわかる人がほとんどですが、拍子や、音符といった知識が抜けているとそれだけでハードルはあがります。

また音楽制作の現場ではドレミ〜の呼び方はあまりせず、英語読みのCDE〜のように使うことが殆どです。
DTMソフトもドレミと表記してはいませんので知らない音楽知識を多少なりとも勉強する必要があるますし、これらの用語に慣れる必要があります。

DTMはあくまで、音楽を作るツールで最低限の音楽知識は絶対に必要です。

ここが抜けている方が多いため、機材を買えば、何か作れると勘違いしてしまいます。

レッスンをしてきて、成長が早いと感じる方は共通して、楽器を何かしらしていた方です。実は楽器をやらないボーカリストも成長早いですね。

音楽をやっていた方というのは、知識として持っていなくても自然と拍子や、音符の概念を体で知っている方が多いんです。
ですので、楽器経験者はわりとDTMのやり方などは、PCが極端に苦手という人以外はすんなり、できる方が多いです。あと言わずもがな、やる気は必要ですね。

逆に楽器の経験が全くない方というのは
それこそ座学のような感じで頭で拍子や音符を理解しようとする傾向があるので、これは正直言って、効率は良くないです。

なので楽器経験は、思っている以上にアドバンテージになります。

これから楽器を何かはじめようと思う方はギターやピアノがおすすめです。
好きな楽器でも良いのですが、ギターやピアノのような鍵盤楽器は、和音を奏でることができるので、作曲をするのに非常に有利になります。

ちなみに録音できるレベルに上手くなる必要はないです。上手であるに越したことはありませんが、生で録音できるレベルになるにはさらに膨大な練習時間を要します。

まずは、自分でカウントを聞いて音をだす、音楽を演奏してみるということが、教則本での説明読むより何倍も力になるということを覚えておきましょう。

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