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作曲上達のヒント

プロの作家を目指すには、ある程度の音楽理論は必須です。

ただ、特定のジャンルだけに絞っていえば、作曲をして作品を作ることは可能ですし、それでメジャーデビューするとか商品にするといった事も、別に不可能ではないと思います。ロックだけ作りたい人は、その技術だけ求めれば良いのです。

ただロックもポップスも、ジャズやボサノバ、クラッシクも作りたい人の場合、ある程度の理論は必ず必要になってくると思います。

僕も、BGMで普段作らないようなジャンルを作ることがあります。
もちろん、本格的に勉強していたわけでないので、作る際は、参考曲やジャンルのリサーチはあらかじめします。その際に音楽理論がわかっていれば、あまり時間をかけずに、それなりに形にすることはできるので、勉強しておいて良かったと思います。

また普段作っているJPOPのようなジャンルでも、例えばコードのブラッシュアップをしたいとか、2コーラス目のAメロのメロディはそのままで、コードを変えたいとかそういう場合にも、理論を知っていれば、すぐに形にすることができます。理論を知らないでいると、自分の感覚だけが頼りになってしまうので、時間もかかりますし、ある種、運任せみたいになってしまいます。運悪く思い通りのものができないと、落ち込んでしまったり、時間を浪費したと、思ってしまったりで、モチベーションの低下につながる可能性もあります。

大切なのは、いったん形にするということです。理論の勉強だけで終わらず、ちゃんと実践して、形にして、繰り返して、はじめて自分の引き出しとなっていきます。

理論の大切さはわかっているけど、勉強で挫折したという方は多いのではないでしょうか。僕もその一人だったので実によくわかります。

①最初は理解はできるが、退屈でこれが、どういう役に立つのか、わからない。
②そして学んでいくと、大切なんだろうなとは思うけれど、徐々に内容が複雑で理解できなくなっていく。
③学んでその時は、覚えたけれど、時間がたって忘れてしまっている。

だいたい、こんな感じで挫折していくのはと思います。


ただ、今の僕が思うには、
①の最初の段階で挫折するのは、すごくもったいないです。最初の段階は音楽のルールを知るような感覚です。

②が少しわかってくると、徐々に楽しくなります。学ぶことが面白くなります。

③これも、もったいないので、なんとか学びを習慣づけましょう。忘れないコツは自分で学んだことを、WORDやテキストに書いて、いつでも見れるようにすることや、自分で覚えた知識を使ったアウトプットをすることです。

そして、学習方法についてですが、最初はあまり教則本だけでやろうとは思わないほうが良いと思っています。

誰かに教わるのもよいですが、今はYoutubeで、簡単な理論を解説しているチャンネルが、たくさんありますので、これらを見るところから始めるのが良いと思います。

動画というのは、文章から得る情報より2倍ほど記憶に残るらしいので、最初は簡単なところから理解を深めていきましょう。サブとして、手元に基礎的な教則本もあっても良いと思います。

学ぶものとしては
メジャーキー、マイナーキー、スケール、ダイアトニックコード、ディグリー、転回形、コード機能、カデンツ、循環コード。

まずはこのあたりを、動画(+本など)で理解しましょう。

次に
代理コ-ド、ペンタトニック、ドミナントモーション、7thコード、テンションコード、セカンダリードミナント、転調など。

このあたりを学びましょう。ここらへんは、簡単には理解できないものもありますので、動画(+本)で概要はおさえ、実際の楽曲で使われ方を知ったり、自身で曲を作ってみたりというのが、一番自分の力になってきます。

このあたりを理解できれば応用力がつくので、仕事レベルのもにも対応できるようになります。もちろんすぐに理解できるようなものではないですが、継続することさえきでれば、誰でも理解できます。ここに関してはセンスとか関係ありませんから。継続していけるよう、自分の生活に習慣づけていきましょう。

TuneMusicSchoolではDTMのみならず、このような理論についても、自身の経験をもとに教えていますので、興味がある方はHPかこちらのアドレスtunemusic.yamamoto@gmail.com
又はtwitterのDMで直接ご連絡いただけたらと思います。​
無料体験もありますので、悩みや、相談など何でも質問に答えますので
気になる方はご連絡ください。

※現在はオンラインレッスンのみ受け付けております。


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