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組織の外に求める創造性

無能な上司が蔓延る組織。それは能力の問題ではなく、組織構造の問題である、というピーターの法則の話。

ローレンス・J・ピーターの著書「The Peter Principle」で提唱

すんごくわかりやすく言うと
1.その仕事が出来る人は出世をする(有能)

2.またまたその仕事ができると出世をする(有能)

3.いつかその人の限界値を迎え、出世が止まる(無能化)

4.無能な人が階層の上に蔓延る

という非常に切ない法則です


まー、なんとなく社会人だったら納得だよね
特にまだまだ年功序列型の色が濃い日系企業の場合は

僕自身、比較的先進的と言われるような業界・企業に身を置いていたんですが
やっぱり暗黙的には年功序列的なところもありましたし(特に役員レベルの人事では)

ただしこれ、僕のような若造は

「ふっはっは(ガノン風)。そんな無能なおっさんには俺はならん!」

とかるーく言えるんですけど、多分誰にでも訪れる可能性はあるんすよね

では、どうすれば良いか?という解までしっかりこの著者は提唱してくれています

これもまた切ない

これもまたすごくシンプルに書くと
1.今のままで十分やんけ!自分!と言い聞かす(つまり昇進しない)

2.わざと無能なふりをするw

3.スキルや知識を横展開して上にはいかずに他にやりがいを見出す(これ大事だね)

4.学び続ける(いきなり王道)

というまたまた非常に切ない選択肢が提示されております。学びは大事だね。

また管理側(昇進を選択する側のポイント)も記載されてたりしますが今回はちょっと割愛

副題が「創造的無能のすすめ」ですからね

素晴らしい諦めの境地

いや、諦めって大事だと思います
昇進しないとカッコ悪い、とか
なんか置いてかれてる気がする、とか
もうなんかそんなの自分のやりたいことじゃなくて、周りの目ですよ

昇進して無能になるくらいなら、
スキルや知識を横展開して上にはいかずに他にやりがいを見出す創造的無能ってすごく新しい道だと思う

ほんとに

まー複業とかでも良いし、まったく別の分野でもいいも思うんですけどね

無能を活用して、創造的になる
そんなことをしはじめてからが本当の自分の人生な気がしております

ピーターの法則 創造的無能のすすめ

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