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クリック型でも成果報酬型でもないタイプのブロガーがそろそろ出てきてもよさそう


ブログで思うように結果が出ず困っていませんか?

今回は私が2年間ブログを書いてきて、いま感じているブロガーとしてのお仕事の話です。



その前にブロガーという肩書きの定義を説明しておく必要があると思うのでさっそく話します。

ブロガー(Blogger)
ブログを書く人、ブログの作者(著者) 誰でも始められることから、趣味や副業に人気。 ブログで生活するようなプロブロガーから、趣味でブログを執筆するアマチュアまで様々な人が活動している。 

quoted by Wikipedia


ブロガーというモデル




これまで、ブロガーといえば趣味なのか仕事なのか、少なくともなんらかのモデルの中に入っていたと思います。



どういうことかと言うと、こんな感じです。

・趣味ブログ(ファンの集合場所)
・情報特化ブログ(情報収集)
・個人的メモブログ(作業・記録用)
・トレンドブログ(好奇心・流行発信)


こんな風に、何らかの問題解決として記事(もしくは広告)があったりしたのです。



ブロガーをあくまでも仕事として考えた時、収入が必要です。

記事そのものが読者の問題解決となる場合、ブロガーはクリック型(ここではアドセンス)広告によって収入を得ることができます。


記事の本文ではなく、記事内の広告(ここではアフィリエイト広告)が問題解決となる場合、ブロガーは成果報酬型の収入を得ることができます。



上記のようなモデルの中で、ブロガーの方向性や能力によってアドセンス型とかアフィリエイト型なんていう風に切り分けられるわけです。

Googleの影響を受けなくする対策


どちらにしてもGoogleぱいせんのアップデートには大きく影響を受けますし、その都度


「アフィリエイトがあればアドセンスなんて通らなくても大丈夫」とか
「トレンドとアドセンスの組み合わせがマジ最強」とかその時々のノウハウみたいなものが頭の中を錯綜して、つい振り回されてしまったりします。




なのでこれをどう打開していくかっていう提案なのですが、広告を卒業するしかないのかなと。


変な話アドセンスにしてもアフィリエイトにしても、基本は上位表示ありきの話なんですよね。


上位表示されなくてもやれるよ的なものもありますが、やっぱり上位表示のほうがいいわけです。

ただこの上位表示をGoogleぱいせんが握ってるわけなので、自分ではコントロールできません。



これまで先行者メリットのあったブログも、いつ結果が出るかわからない勝負にこれから挑んでいく人ってそんなに多くないだろうなって単純に考えられます。



それでこれからのブロガー像なのですが、今後はnoteブロガーが増えるのではないかと思います。



これまでアドセンスとかアフィリエイトでは稼げないけどエモい記事でファンはそこそこいた層がいるんですが、そういうブロガーにはnoteがぴったりです。


エモい文章にはエモ専用の読者がつきます。
読者というかほとんどファンです。


WordPress(ワードプレス)には読者登録とか更新通知の機能があまり馴染みがなく、プラグインで入れることはできますが、使っている人が少ないのが現状です。


noteはその点ファンがつきやすいのです。
理由は以下2点です。
・クリエイターをフォローできる
・クリエイターのキャラクターにリーチできる



そもそもWordPress (ワードプレス)にはフォローする仕組みがありません。
上記のプラグインを導入するか、他のSNSなどに誘導しなくてはいけません。


noteは筆者(クリエイター)をフォローする機能があります。
だから気に入った人の記事が更新されたら読みに行く、という流れが生まれます。



また、WordPress (ワードプレス)ではブロガー自身のキャラクターにリーチすることが難しいと思います。


中にはオリジナルイラストで個性を出したり、吹き出しアイコンやノリツッコミで笑いをとる人もいますが基本的にはジャマでしかありません。


なぜなら読者は問題解決に興味があり、本文もしくは広告が価値だからです。

そこに個性やキャラクター性は逆効果です。

noteが創造したクリエイターの魅力



2つ目の理由のところで、じゃあnoteはどうなんだというと、クリエイターのキャラクターを全面に出した記事がウケます。

つまりクリエイターのキャラクターにリーチできるということ。



これがnote上で筆者をクリエイターと呼んでいる理由の一つでもあると思います。


そこには細かい施策が散りばめられていて、例えば

・記事の上部に小さくプロフィールが表示される
・本文の最後に必ずプロフィールが表示される
・クリエイターごとの人気記事が表示される
・「スキ」や「コメント」への反応メッセージが自由に決められる
・クリエイターの活動(仕事依頼など)がひと目でわかる
・クリエイターとサークルやマガジンでつながれる


一部だけ抜粋してもこれだけの施策がとられていて、これは読み手にとってメリットがあるだけじゃなくて書き手(クリエイター)側にも良い影響がありまくります。



それはだいたい3つくらいにまとめられる気がしていて、

・ファンが付くことで自身の他の活動も追いかけてもらえる

・恥ずかしげもなく全力で本心をぶつけられる

・文章の上手い下手が関係ない


とまぁだいたいこんな感じです。


ファンがつくnoteの面白さ



noteの魅力はなんといってもファン化なのかなぁと思います。
上記のようなクリエイターの人柄やキャラに魅力を感じた人は必ずといっていいほど他の活動にも顔を出します。

バーの経営者の裏話noteがおもしろくて気付いたら実際に店舗に足を運んでる、といった具合です。



ワーママはるさんのマガジンで、毎月読んだ本を批評するものがありますがあれなんてまさにそうです。


本の批評って基本的にあまりウケるものではないと思いますが、論理的・分析的視点に定評のあるワーママはるさんのマガジンなら読んでみたい、と思いますよね。



だからnoteのフォロワーってただの興味や認知よりファンに近い存在です。

本心が見えるほどバズる



WordPress (ワードプレス)の記事ってあまり本心は関係ないですよね。

むしろアフィリエイトブログだと本心てほとんどわからないです。


これは本当に良いものだから勧めてるのか、それとも商品を売りたいから勧めてるのか、
人間不信になります。


この信頼度が換金される世の中で、不信感てけっこう危険なんですけどね。



まぁそれは置いといて、noteは本心、心の底のさらに奥が見えたほうがバズります。




バズると言うと語弊があるかもしれませんが、

・つらい経験をした人の体験談と想い
・珍しい環境にいる人の非常識な視点


こういったものは多くの人に読まれます。


だから私みたいに「世の中なんか生きづらいな…」みたいな人は駆け込み寺的にテキスト化すると、居場所をつくることもできます。


たくさんの人が読んでくれて、反応もくれるので恥ずかしいとかもありません。


ヘタうまが感動を呼ぶ



noteは文章の上手い下手があまり関係ありません。


上手い下手が関係ないばかりか、あまり正しさにもうるさくないと思います。

note自体がクリエイターを応援してくれているので読者は読み始めてる時点でもうけっこうファンです。

だからアンチとか誤字警察とは無縁です。

それによって良いクリエイターのコンテンツが一つ無くなってしまう方が怖い、という価値観をみんなが共有してるからです。



「ヘタうま」という言葉を知っていますか?

よく音楽業界とかでは言われますが、すごく上手なピアニストより、初心者ピアノが必死にミスしながら弾いたほうが感動をよぶ、というものです。


「私はヘタクソだからコンクールに出る意味なんてない」

そんな風に思ったことがある人も多いと思います。


私も大学当時習っていたピアノの先生に、
「その姿勢が胸を打つんだよ」って言われたのをよく覚えています。



上手いから読者に響くのではなく、必死に書いてるから読者に響くんです。



むしろ優等生的な文章は好まれない傾向があると思います。

なので慣れてきたら文章が優等生的になっていないか確認してみてください。


noteブロガーは仕事として成り立つ?


さて、noteでファン化できることとそのための仕組みがあることはわかったけど、そもそもnoteブロガーって仕事として成り立つの?


結論としては成り立ちます。


ただ一度書いた記事で継続的に収益をあげたいとか、高額な商品を売りたい、爆発的な収益をnoteだけであげたい、そういう希望には合ってないと思います。


あくまで自分の創造物を世の中に発信して、ファンと交流し、その結果として収益を得たい人に合っています。



note上でもWordPress(ワードプレス)と同様、アフィリエイトで収益をあげることもできますが、あまりおすすめはしません。


おすすめしたいのは
・有料noteか有料マガジン(&定期購読マガジン)
一択です!(一択じゃねーw)



有料noteを出したり購入したことがある人も多いと思いますが「手軽な電子書籍」として公開することが可能です。


もちろん「売る」を目的に有料noteを出すこともできますが、私はちょっと考え方が違うのかなと思っています。



ブログって簡単にコストをかけずに始められると思われてるけど労力(人件費)を計算したらやばいコストじゃないですか。
時給いくらだよっていう。


それが漫画だったり音声ブログだったりしてもやっぱりコストはかかると思います。

創作活動って想像以上にお金がかかるんですよ。



でもnoteは創作を実際にやってる人も多いから、継続することの大変さがわかる。

だからサポートとかで応援してくれるんです。



同じように続けるならそういう環境のあるnoteのブログのほうが継続しやすいと思います。



基本的には無料で情報はどんどん出していく。

プライベートな事とか誰かを傷つける可能性がある記事は有料化するとか。


ファンが付いてきたら有料マガジンを出すのもいいと思います。

でも基本的には「この人にもっと記事を書いてほしい」と思わせる文章をたくさん作ることです。


noteだけでマネタイズするというよりファン化とサポートという信頼の積み重ねを増やしていくのが新しいブロガー像です。


SEOに疲れたら一度検討してみてもいいかもしれません。

ありがとうございます!先にお礼言っておきます!